【子育てコラム】幼児 秋冬のお洋服選びどうする?

だんだん寒くなるこれからの季節、こどもにいつ頃どんな服を着せればいいのか悩んでしまいますね。こどもは体温調節機能が未熟で、おとなよりも外の環境の影響を受けやすく、暑い中にいると体温が上がったり、寒い中にいると体温が下がったりします。また、おとなよりも活動度が高く、熱を生み出しやすいため、汗をたくさんかきます。そのときの気温にあった服装を着せることをおすすめします。

まとめ

  • 平均気温が20℃以下となったら半袖から長袖へ衣替えを
  • 9月は半袖で過ごせる地域が多い。10月は長袖に衣替えを
  • 肌着は綿素材が基本

平均気温が21℃以上のとき

平均気温が21℃以上の地域

9月
秋田 仙台 東京 新潟 名古屋 大阪 松江 福岡 那覇
10月
鹿児島 那覇
11月
那覇

平均気温が21℃以上のお出かけは、半袖で過ごせます。
ボトムス + 半袖トップス + 肌着がいいでしょう。九州は9月まで、沖縄は10月にかけて紫外線が強いため、つば付きの帽子や日焼け止めで日焼け対策を行ないましょう。
気温が下がる朝晩や雨の日のお出かけは、ベストや薄手のはおりもの、靴下などの調節アイテムがあると安心です。靴は歩き始めたら試し履きをしてから購入に進んで。履き口が広いと履かせやすいためおすすめです。つま先にゆとりがあり、幅のフィット感も確認しましょう。

平均気温が16~20℃のとき

平均気温が16~20℃の地域

9月
札幌 青森
10月
東京 新潟 名古屋 大阪 広島 松江 福岡
11月
鹿児島
12月
那覇

平均気温が16~20℃のときは、涼しく感じられる日も増えてきて、長袖に衣替えをするタイミングです。
ただ、暑く感じられる日もあるため、半袖も完全にしまわず残しておくといいでしょう。
基本は、ボトムス + 長袖トップス + 肌着です。朝晩や肌寒い日のお出かけは、ベストや帽子、靴下などの防寒グッズもプラスしてください。ボトムスは男の子は動きやすい股下が深く伸縮性のあるものがいいでしょう。女の子は、スカートとパンツが一体化したスカッツやレギパンなどが暖かくておすすめです。ベストは前開きだと脱ぎ着がスムーズです。

平均気温が12~15℃のとき

平均気温が12~15℃の地域

10月
札幌 青森 仙台
11月
東京 名古屋 大阪 広島 福岡

平均気温が12~15℃のときは、少し肌寒く感じられます。お出かけは、ボトムス + 長袖トップス + 肌着に、薄手のはおりもの + 帽子 + 靴下 + 靴をはかせましょう。カーディガンなど薄手のはおりものは、綿やスウェット素材だと季節を問わず使えるため便利です。長く着るためにワンサイズ大きめを選んでもいいでしょう。

平均気温が7~11℃のとき

平均気温が7~11℃の地域

11月
青森 仙台 新潟 松江
12月
東京 名古屋 大阪 広島 福岡 鹿児島

平均気温が7~11℃は、寒さが本格化。1日の寒暖差が大きいので、室内ではエアコンを上手に活用して。お出かけは、ボトムス + 長袖トップス + 肌着に、アウター + 帽子 + 靴下を着せましょう。アウターは、ナイロンやフリース素材のものが、防風、はっ水機能があり、おすすめです。寒い地域は、雪が降る日もあるため、アウターは防水機能つきがよく、帽子は耳当てつきのものがいいでしょう。また、たくさん遊ぶとこの気温でも汗をかき、外気温が低いため、汗が冷え風邪を引く原因になります。肌着は、肌触りがよく汗を吸って乾きやすい綿素材のものがおすすめです。

 

<引用・参考>
(株)ベネッセコーポレーション刊 雑誌『ひよこクラブ』 2021年11月号