【大雨情報】日本海側中心に前線の活発な雨雲掛かる!秋田県や山形県で大雨災害のリスク高まる可能性!

今日午後は日本海側を中心に広く大気が非常に不安定

今日19日(金)は、日本海から東北地方にのびる梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州から北海道の広い範囲で大気の状態が非常に不安定となるでしょう。午前11時時点では日本海側では局地的に激しい雨や非常に激しい雨が降りました。非常に激しい雨とは滝のような降り方をする雨をさし、車の運転が危険なほどです。詳しくはこちらのコラムで紹介しています。

午前11時時点で全国の降水量の観測値(1時間降水量の日最大値)は多い所から以下の通りです。
長崎県石田      56.5ミリ(10時3分まで)
長崎県芦辺      42.5ミリ(11時0分まで)
福岡県小呂島     32.0ミリ(10時27分まで)
秋田県男鹿真山    21.5ミリ(11時0分まで)
北海道檜山地方奥尻 20.5ミリ(11時0分まで)

帰宅時間帯は傘の出番となり、夜間はさらに雨が強まりそうです。局地的な雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨、落雷、竜巻などの激しい突風に注意が必要です。

東北日本海側では3日間で7月ひと月分に匹敵する大雨のおそれ!

予想天気図

東北日本海側では明後日21日(日)にかけて梅雨前線が停滞し、活発な雨雲が掛かり続け、大雨となるおそれがあります。
局地的に1時間40ミリの激しい雨が降り、短時間で道路が川のようになるような雨になるでしょう。

東北日本海側で予想される雨の降る量は下記の通りです。

20日朝まで      100ミリ
20日朝から21日朝まで 80ミリ

今回の大雨なにに警戒が必要?

今日19日(金)から明後日21日(日)で7月ひと月分の降水量に匹敵する雨が予想されています。
昨年2023年7月14日から16日は、秋田県では記録的な大雨が発生し、秋田市内で内水氾濫が起こるなど大きな被害に見舞われました。
内水氾濫についてはこちらのコラムから。土砂災害、川の増水、アンダーパスなどの低い土地の浸水などの大雨災害に警戒が必要です。

垂直避難