【北陸付近でJPCZ発生中!】今後の大雪の見通しを気象予報士が解説!

冬型の気圧配置が強まり今シーズン最強の寒波襲来!

上空に今シーズン一番の寒気を伴う低気圧が日本海を北上していて、このあと、明日にも冬型の気圧配置が強まるでしょう。JPCZによる線状降雪帯も発生していて、積雪の急増するおそれもあります。

いつまで大雪続く?期間をチェック

この大雪は25日(木)頃まで続く見込みです。大雪の中心は日本海側ですが、雪雲の一部は太平洋側にも流れ込み、普段雪の少ない地域でも大雪となり平地でも雪の積もるおそれがあります。

雪の降り方の強まりによっては、警報級の大雪となる範囲が広がる可能性があります。
大雪や路面の凍結による交通障害に警戒し、着雪やなだれにご注意ください。

今回の大雪で注意したいポイントは?

<太平洋側:慣れない積雪による交通障害に注意>
太平洋側では慣れない雪による交通障害に注意が必要です。
ノーマルタイヤで運転はタイヤが空回りしてしまい、立ち往生の発生する可能性が高まります。
チェーンを装着する、もしくは徒歩での移動に変更するなど、対策を必ず行ってください。
学校の受験などを予定している方は、特に時間に余裕を持った行動を心がけましょう。
<北陸:積雪による家屋の倒壊>
1月1日に発生した能登半島地震で損傷を受けた家屋では、家屋が普段よりも積雪による重みに耐えきれず、倒壊してしまうケースが考えられます。明るいうちに避難所に移動するなど、なるべく安全な場所で過ごすようにしてください。
また、不要不急の外出を控え、低体温症にも注意をし、周りの方への声掛けも意識しましょう。

<関連ページ>
・雪道の運転や雪による立ち往生へ備える
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