明日1月7日の天気予報 日本海側の雨は次第に雪へ!北陸は二次災害に注意

北陸は大雪と低体温症の対策を!

まず、令和6年能登半島地震で被害の大きかった北陸の天気や気温から解説します。

地震後初めて雪の予報となっています。雨は、夕方頃から次第に雪へと変わっていくでしょう。
この理由は、上空の寒気が流れ込むためです。今日6日(土)の石川県輪島の最高気温は13度まで上がり、4月上旬並みの暖かさとなりましたが、このあと気温は急下降し、明日は朝から気温がほとんど横ばいになりそうです。
北陸付近はJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)によって警報級の大雪となる可能性があります。積雪の重さで建物の倒壊するおそれがありますので、できるだけ避難所などの安全な場所に早めに移動するようにしてください。
また、雪の降る寒さが予想されていますので、新聞紙や段ボールなど手に入れやすい物も活用し、周りの方にも声かけをしながら、低体温症の対策を行ってください。

日本海側の雪エリア拡大!都心も初雪の可能性あり

次に全国の天気です。
冬型の気圧配置が強まり、日本海側では降るものは雨から次第に雪へと変わるでしょう。
北海道は終日雪が降りやすく、日本海側は吹雪や積雪の急増に注意してください。また、東北日本海側と北陸の雨は夕方以降、雪へと変わりそうです。
太平洋側は、冬晴れとなりますが、都内も含め雨雲や雪雲の流れ込む所があるでしょう。

寒中らしい寒さが戻る

<最低気温>
日本海側を中心に6日(土)朝より冷え込むでしょう。
北海道は-5度前後の所が多く、北見で-13度まで下がる予想です。東北で0度前後、関東から九州は5度ぐらいになるでしょう。
<最高気温>
春の暖かさだった6日(土)と比べ、グッと低くなるでしょう。
北海道が0度前後で、真冬日になる所がありそうです。東北や北陸で5度前後、関東から九州は12度ぐらいとなり、寒中らしい寒さが戻るでしょう。
明日1月7日(日)は、「人日(じんじつ)の節句」で、おせちなど濃い味付けの食べ物が続いている方は、こちらのコラムでレシピを確認しながら七草粥を食べて、胃腸を整えるようにしてください。

晴れ着濡らさぬよう雨具を念のため持って

日本海側は傘やフード付きのダウンコートが必要でしょう。太平洋側は成人式という市町村もあるかと思いますが、にわか雨やにわか雪の可能性がありますので、晴れ着が濡れないよう念のため折り畳みの傘があると安心です。