【梅雨入り】奄美で平年より1週間遅く発表!本州も梅雨入り前に見直したい対策3選

先週の九州南部に続き奄美で梅雨入り発表!

今日19日(月)は奄美地方で梅雨入りの発表がありました。平年より7日遅く、昨年より2日早い梅雨入りです。
なお、先週16日(金)に九州南部では全国で初めてとなる梅雨入りの発表がありましたが、奄美の梅雨入りが九州南部より後になるのは、1954年以来71年ぶりです。
また、沖縄よりも先に梅雨入りとなるのは、2019年以来6年ぶりのことです。
そらくらの梅雨の特設サイトでは、過去の梅雨入り・梅雨明けの記録をまとめています。

※梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の移り変わりの期間があります。また、気象庁では秋に梅雨入りと梅雨明けが判断され、見直されることがあります。

 

この先1週間の九州南部・奄美の天気

20250519週間天気

先週梅雨入りした九州南部の宮崎と鹿児島も含め、向こう1週間の天気を確認しましょう!
今週は、本州南岸に前線が停滞し、雨が降りやすくなりそうです。
特に、明日20日(火)にかけては奄美で、雷を伴って1時間30ミリの激しい雨の降る可能性があります。短時間の大雨によって、アンダーパスなどの低い土地が一気に浸水するおそれもありますので、雨の降り方に十分な注意が必要です。

 

中国・四国から関東も走り梅雨に!見直したい対策3選

本州の南岸には前線が停滞しやすく、明後日21日(水)以降は中国・四国から関東も曇りがちの天気が続くでしょう。前線が北上すると雨が降り、大雨となる可能性もあります。梅雨シーズン前に見直しておきたい①大雨②暑さ③湿気の対策についてまとめてみました!ぜひ梅雨入り前に対策をしてみましょう。

  • 大雨対策

毎年のように大雨による災害が発生しています。特に災害が多くなるのは梅雨時期から台風にかけてです。梅雨時期を前にいま一度ザードマップでお住まいの地域の浸水のリスクを知りましょう。内水氾濫のハザードマップがない地域は、洪水のハザードマップや過去の浸水被害を確認してみてください。自宅や会社、学校などの周辺はもちろん、避難場所や避難経路もあわせて調べるようにしましょう。

  • 暑さ対策

暑熱順化の例

5月は雨が降ってヒンヤリする日がある一方、突然暑くなる日もあります。暑くなる前に体を暑さに慣らす「暑熱順化(しょねつじゅんか)」を行うようにしましょう。入浴はシャワーだけで済まさず、湯船に浸かり、ウォーキングやストレッチなどで軽く汗を流すようにしましょう。また、本格的な暑さを前にエアコンは早めにお掃除と試運転をしてください。

  • 湿気対策

キッチン掃除

晴れる日は湿気のこもりやすいクローゼットやタンスも開けて、空気の入れ替えをしましょう。梅雨時期にかけては湿気も多くなるため、お風呂場や洗濯機、キッチン周りのカビ対策も行っておくとよいでしょう。