沖縄・奄美はまもなく梅雨入りか?
前線や湿った空気の影響で、こどもの日の今日5日(月・祝)は、沖縄や奄美ではすっきりしない天気となっていて、この後は雨となり、雷を伴って激しく降るおそれがあります。振替休日の明日6日(火・休)も雨が降り、その後は晴れ間の出る日もありますが、9日(金)以降は前線が停滞しやすく、雨が続くでしょう。
平年(1991-2020年)では沖縄で5月10日頃、奄美は5月12日頃が梅雨入りとなっていて、今シーズンもまもなく梅雨入りの発表がありそうです。
なお、梅雨入り・梅雨明けに関する情報はこちらからご確認ください。
雨のシーズンに注意すべきポイントとは?
沖縄の梅雨の特徴は、2つあります。
①雨の降り方
一時的にザッと熱帯のスコールのようなイメージで雨が降ることが多く、しとしとと弱い雨が長く降り続くような降り方ではありません。また、梅雨入り直後に大雨となることもありますが、梅雨の後半の期間ほど雨の日が多い傾向にあり、まとまった雨により大雨災害に見舞われることがあります。
②晴れ間には強い日差し
梅雨時期に晴れ間の出ることが多いのも特徴で、強い日差しとともに夏本番のような紫外線が降り注ぎます。熱中症にも注意が必要です。
晴れ間をねらって梅雨時期への備えを進めて
沖縄や奄美はこの先雨の降る日が多いものの、8日(木)は晴れ間が出る予想です。この日差しを有効に使って、雨どいや側溝の掃除をしたり、カーテンやシーツなど大物の洗濯を済ませたりしておくなど、本格的な雨のシーズンへの備えを進めるのがよいでしょう。
また、湿度の高い状態が続きますので、除湿器やエアコンの除湿機能を使ったり、晴れた日は窓を開けて空気を入れ替えて、カビの繁殖を防いでください。