【長引く寒波いつまで?】強い冬型は2度目のピークに!日本海側は大雪&暴風雪に警戒!

立春とともに襲来した寒波。この冬最も強く、影響も長引いていますが、いつまで続くのでしょうか?来週は春の気配もあり、寒さから解放される日も出てきそうです。気象予報士が大雪や暴風雪の警戒期間や対策について解説します。

【週間予報】大雪はいつまで?



日本海側で大雪に警戒が必要なのは9日(日)頃までとなりそうです。降り続く大雪に除雪が間に合っていない地域もあるかもしれませんが、除雪作業は近所の方と声を掛け合いながら複数人で行うようにしてください。
また、雪雲の一部は名古屋や大阪など大都市にも流れ込む可能性があり、土日の移動の足に影響を及ぼす可能性があります。

大雪と暴風雪の対策は?不要不急の外出は控えて


大雪が予想されている地域では、短時間のうちに積雪が急増し、見通しが効かない猛吹雪になるおそれもありますので、不要不急の外出は極力控えましょう。車で外出しなくてはならないという場合も、車内には雪かき用スコップや使い捨てカイロなどの防寒グッズ、非常用の飲食物などを用意し、立往生に備えるようにしてください。
また、普段雪の少ない地域も高速道路に通行止めが発生するエリアや、東海道・山陽新幹線にも遅延が発生する可能性もあります。事前に複数のルートを検討し、運転に不安がある方は車に乗らない選択をしましょう。新幹線の移動は最新の運行情報を各社HPで確認してください。

来週は春の気配あり!春一番の可能性あり多雪地は雪どけ加速


次に全国的に天気が崩れるのは来週の12日(水)から13日(木)となりそうです。天気・気温ともに変わり目となり、寒気も一旦北上するため、東北から九州の広い範囲で平地は雨が降るでしょう。このタイミングで気温も上がるため春一番の発表があるかもしれません。
また、多雪地でも雨が降り、雪どけを急速に加速させる可能性もあります。スキーなどを計画される方はなだれに注意し、屋根からの落雪や融雪による洪水などにも注意が必要です。