【空気カラカラ】都心の湿度は3日ぶりに40%以下に!春にかけて気を付けたい『6K』とは?

東京都心は20日(月)~21日(火)は雲が多く、空気を潤す雨となりましたが、再び乾燥が進んでいます。この時期に気を付けたい6Kを気象予報士が解説します!

都心だけじゃない!関東は広く『乾燥注意報』発表

東京都心では今日22日(水)は、朝から気持ちのいい青空が広がっています。空気の乾燥も徐々に進んでいます。都心のアメダスの最小湿度は、雨も観測された20日(月)は52%、21日(火)は50%で、空気が少し潤いましたが、再び空気がカラカラになってきています。

午前11時20分現在、関東地方には群馬県と千葉県、神奈川県の全域と、埼玉県の北部・南部で乾燥注意報が発表されています。乾燥注意報は、空気の乾燥により災害が発生するおそれがあると予想されたときに気象庁から発表されます。

春にかけて注意したい5つのKとは?

空気が乾燥する日には『①花粉』に注意が必要です。『②乾燥』や『③寒暖差』、『④黄砂』などのいずれもアルファベットにすると頭文字がKになることから注意を促す目的で『春の4K』と呼ばれることもあります。土日にかけて、関東地方では晴天が続くため、特に4Kの中の『花粉』のほか、『⑤火災』にも注意が必要です。
・火災
初期消火三原則
連日のようにニュースで火事による被害を見かけますが、初期消火も重要になります。初期消火の三原則は、①早く知らせる、②早く消す、③早く逃げるとなっていて、いずれも3分以内に行う必要があります。こちらのコラムで詳しく解説していますので、慌てずに行動できるよう確認してみましょう!
・花粉
都内では、すでにスギ花粉の飛散が開始したと発表がありましたが、花粉に敏感な方は早めの対策をしてください。本格的な飛散を前に、シーツなど大きめの洗濯物を済ませ、花粉を払ってから取り込むこともおすすめです。

インフルエンザをはじめ『感染症』も流行中!人の多い場所では対策を

インフルエンザ予防方法
さらにこの時期に注意したい6つ目のKは『感染症』です。季節性のインフルエンザも流行していることに加え、マイコプラズマ肺炎や伝染性紅斑(りんご病)などが流行している状態です。これから受験生は本格的な受験シーズンを前に、手洗い・うがいをはじめ、人混みではマスクをつけるなど、感染症対策をいま一度思い出してみましょう。

<そらくら関連コラム>
・のどのイガイガ対策とは?
https://sorakura.jp/20241126201/

・快適な湿度は何%?気象予報士が解説
https://sorakura.jp/20240511201/