【大雨情報】22日(日)にかけて北陸・東北は警報級の大雨 22日は東北~九州で大雨の可能性も 

明日は東北や北陸で激しい雨のおそれ

秋雨前線が東北付近を南下する影響で、北陸や東北日本海側では明日20日(金)にかけて、東北日本海側や北陸では雷を伴って1時間40ミリの激しい雨の降る所があり、三連休初日の21日(土)にかけて大雨となりそうです。激しい雨の具体的な説明についてはこちらのコラムから。その後22日(日)にかけて、東北や北陸では断続的に雨が降り総降水量が増えるため、警報級の大雨となるおそれがあります。

予想される24時間降水量
<19日夕方~20日夕方>
東北日本海側80ミリ
北陸120ミリ

<20日夕方~21日夕方>
東北日本海側150ミリ
北陸120ミリ

大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物や農業施設等への被害にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

22日(日)は元台風の低気圧が日本付近に接近し東北~九州の広い範囲で大雨のおそれも

週間天気予報

週間天気予報

21日(土)から22日(日)は、秋雨前線が本州に停滞し、元台風14号からの湿った空気が流れ込む影響で秋雨前線の活動が活発になりそうです。22日(日)は広い範囲で大雨となる可能性がありますので、3連休中にお出かけを計画されている場合は予定の変更も検討したほうがよさそうです。

最新の情報を確認し、災害の備えや避難経路の確認を早めに!

非常用持ち出し袋
降水量が増えると土砂災害などの大雨災害のリスクが高まります。自治体からの避難情報をこまめに確認し、いざという時にすぐ避難ができるよう非常用持ち出し袋を準備したり、ハザードマップや避難場所の確認をしましょう。

① 避難用持ち出し袋を用意・確認する
非常用持ち出し袋はいつでも持ち出せるように用意し、使用期限や賞味期限など中身の確認も定期的に行いましょう。また、自宅の備蓄品を用意しておくことも大切です。古いものから消費し、使った分を補充する「ローリングストック法」で無駄をなくすとよいでしょう。

② 雨水ますを掃除する
自宅前の道路の雨水ますに落ち葉やゴミが溜まっていると、水が流れ込みづらくなります。大雨の予想される前はもちろん、定期的に掃除をしておくとよいでしょう。

③ 土のう・水のうを用意する
大雨が予想される場合は、土のうを設置することで自宅内へ雨水が流れ込むことを軽減することができます。土のう袋はホームセンターなどで購入することができます。また、強度は少し落ちますが、土砂の代わりに水を入れた水のうであれば、比較的簡単に準備することが可能です。

④ ハザードマップを確認する
ハザードマップでお住まいの地域の浸水のリスクを知りましょう。内水氾濫のハザードマップがない地域は、洪水のハザードマップや過去の浸水被害を確認してみてください。
自宅や会社、学校などの周辺はもちろん、避難場所や避難経路もあわせて調べるようにしましょう。