大型連休前半は東・西日本で傘の出番
この先1週間は、本州の南岸に前線が停滞しやすく、30日(火)頃は北日本付近を低気圧が通過しそうです。日ごとに気温変化も大きくなるため、こちらのコラムを参考にしてみてください。
ゴールデンウィーク初日となる27日(土)は東・西日本で広く雨が降るでしょう。また、昭和の日の29日(月)もマークにはありませんが、西日本で傘の出番となる可能性があります。30日(火)頃は低気圧の通過後に、上空に強い寒気が入るため、北海道では山地を中心に雪の降る可能性があるため、峠越えを予定している方は最新の情報にご注意ください。
GW前半のお出かけは傘の出番!北海道の山地は雪も
北日本と北陸、関東甲信は、前線や低気圧の影響を受け、天気は数日の周期で変化するでしょう。向こう1週間の天気の崩れるタイミングは、①25日(木)が北日本や北陸、②27日(土)は関東を中心に、③30日(火)は雨のマークはありませんが、北日本と北陸となりそうです。特に30日(火)の夜は、北海道の上空に山地で雪の降るような目安の寒気が流れ込むため、大型連休で旅行を計画し、車を運転する予定の方は、雪道の備えなどを一度確認してください。
最高気温は、北日本と北陸で23度ぐらいまで上がり、東北北部も夏日になる日があるでしょう。また、関東は晴れる日は25度以上となりますが、雨の降る日は20度を少し超える程度にとどまり、日ごとの気温変化が大きくなりそうです。
季節先取りの暑さ続く!沖縄は警報級の大雨の可能性
東海と西日本は、停滞する前線の影響を受け、ゴールデンウィーク初日の27日(土)は雨が降るでしょう。28日(日)は前線が日中は一旦南下し、お出かけにはまずまずですが、昭和の日の29日(月)は再び前線が北上し、西日本を中心に傘の出番となる可能性があります。また、5月1日(水)は、前線を伴った低気圧が接近する影響で、西日本を中心に天気が崩れるでしょう。
最高気温は25度前後まで上がる日が多く、雨の降る日は少しジメジメとした体感になりそうです。晴れ間の出る日はカラッと暑くなりますが、渋滞中の車の中ではこまめな水分補給を意識するなど、熱中症対策を行いましょう。
沖縄・奄美は前線が停滞しやすく、26日(金)以降は雨の降る日が続きそうです。27日(土)頃にかけては警報級の大雨の可能性があるため、最新の情報でご確認ください。また、例年の梅雨入りは大型連休明けですが、4月に発表のあった年もあり、この先も梅雨のような天気が続くでしょう。本格的な雨のシーズンを前に、こちらを参考にお住いの地域のハザードマップをいま一度確認してみてください。