明日夜から西日本に活発な雨雲掛かる!来週にかけて全国的に大雨となる可能性あり

西日本は明日夜から雨脚強まる!豊後水道周辺は土砂災害に警戒を

低気圧や前線が接近するため、明日20日(土)は九州や中国・四国は夜から雨が降り出すでしょう。22日(月)にかけて、西日本太平洋側で雨脚が強まりやすく、雷を伴って激しく降る所がありそうです。21日(日)は東海や関東でも雨の降るタイミングがあるでしょう。
17日(水) 夜遅くに発生した豊後水道を震源とする地震で揺れの大きかった愛媛県や高知県などでは、地盤がゆるんでいる所があり、土砂災害などの危険性が高まっています。少しの雨でも土砂災害など災害発生に警戒・注意し、早めの対策や避難を心掛けてください。

来週前半は雨の範囲広がり全国的に荒れた天気の可能性

発達する低気圧や前線の影響で、23日(火)は西日本中心に、24日(水)は全国的に雨が降りやすく、雷を伴って雨脚の強まる所がありそうです。特に24日(水)は発達する低気圧からのびる前線が通過するため、全国的に雨風が強まって荒れた天気となる可能性があります。予想がまだ不確実のため、最新の情報にご注意ください。
また、26日(金)は再び西から前線がのび、九州南部や南西諸島では雨が降るでしょう。この前線の動向次第で、ゴールデンウイーク前半は雨となる可能性があります。そらくらでは週間予報に加えて、26日(金)にゴールデンウイークの天気予報を発表する予定です。あわせてご活用ください。

大雨への対策ポイント

雨のシーズンを前に、大雨への対策を見直しましょう。今回は、事前の対策ポイントを3つ解説します。

① 雨水ますを掃除する
自宅前の道路の雨水ますに落ち葉やゴミが溜まっていると、水が流れ込みづらくなります。大雨の予想される前はもちろん、定期的に掃除をしておくとよいでしょう。

② 土のう・水のうを用意する
大雨が予想される場合は、土のうを設置することで自宅内へ雨水が流れ込むことを軽減することができます。土のう袋はホームセンターなどで購入することができます。また、強度は少し落ちますが、土砂の代わりに水を入れた水のうであれば、比較的簡単に準備することが可能です。

③ 避難用持ち出し袋を用意する

非常用持ち出し袋はいつでも持ち出せるように用意し、使用期限や賞味期限など中身の確認も定期的に行いましょう。また、自宅の備蓄品を用意しておくことも大切です。古いものから消費し、使った分を補充する「ローリングストック法」で無駄をなくすとよいでしょう。