【気象予報士が解説】関東は雪のち雷雨に!不安定エリアはどこ?

関東南部の平野部は3月として4年ぶりの積雪!雪による影響は?


けさは、起きたら雪が積もっていて、驚いた方も多かったのではないでしょうか?
関東地方では、南部平野部で積雪の観測されたアメダス地点がありました。3月8日午前7時時点の積雪の深さは以下の通りです。
▼さいたま 4センチ
▼東京都心 1センチ
▼横浜 1センチ
東京都心と横浜で3月に積雪を観測したのは、2020年3月29日以来、4年ぶりとなりました。このあと、新たに積雪が増えるおそれはなくなってきていますが、歩道などでは積もった雪がシャーベット状となり、足元が悪くなっていますので、転倒などに注意が必要です。また、長距離を移動される予定の方は、電車や空の便に影響が出ている可能性があります。時間に余裕を持って行動し、高速道路を利用する方は、雪道の装備を行ってください。

このあとは雷雨に注意!不安定の範囲を解説!

雪をもたらしたのは「南岸低気圧」。急速に発達しながら関東の南の海上を通過しているためです。
この低気圧の通過後は、本州付近は冬型の気圧配置となり、上空には強い寒気(上空約1,500m付近で-6℃)が流れ込むでしょう。日本海には新たに低気圧が発生し、東・西日本は広い範囲で大気の状態が非常に不安定になりそうです。
このあと、今日日中いっぱいは西日本で、東日本は明日にかけて、急な強い雨や落雷に加え、竜巻などの激しい突風、ひょうなどに注意してください。ひょうが降ることにより、農作物が傷ついたり、農業用ハウスなどの施設に影響の出たりするおそれがありますので、事前に対策を行っておきましょう。

天気急変のサインは?

これから夏にかけては、太平洋側でも年間の雷日数が増え、全国的に変わりやすい天気になることが多くなってくる時期です。特に明日は土曜日で、屋外レジャーを予定している方もいるかと思います。以下3つのサインがある場合は、急に強い雨が降ってきて、落雷の発生する可能性が高まっています。

このようなサインに気づいたら、頑丈な建物の中に入り、雨宿りをするようにしましょう。事前に雨宿りできる施設をチェックしておくことも大切です。また、移動の際は、そらくらの雨雲レーダーで最新の状況を確認するようにしてください。