\冬毛モフモフ/明日は『シマエナガの日』生息地や鳴き声を解説!

「雪の妖精」とも呼ばれ、モフモフの小さな姿が可愛らしいと人気の鳥「シマエナガ」をご存じでしょうか?
北海道に生息するとても小さな鳥です。
明日は二十四節気の大寒を迎えますが、「シマエナガの日」にも認定・登録されています。
今日はシマエナガについて盛りだくさんにご紹介していきます!

シマエナガってどんな鳥?とっても小さい!

シマエナガは漢字では「島柄長」と書きます。「島」は北海道を指し、エナガという鳥の北海道固有の亜種となります。
大きさは12~14cmほどですが、体長の半分をしっぽが占めるため、しっぽを含めない体は10cm未満となっています。重さは8gほどで身近なものだと500円玉と同じぐらい!とても小さくて軽いんです!

その軽さが理由で、機敏な動きを見せてくれることもあります。時には枝の上で背伸びしたり、枝で逆上がりのようなポーズを取ったり、枝からジャンプしたりします。

なぜ大寒が「シマエナガの日」?


明日1月20日は「大寒」で、日本記念日協会に「シマエナガの日」に認定・登録されています。
シマエナガのモフモフした冬毛は、寒ければ寒いほど羽に空気を取り込んで、まん丸になります。「大寒」は二十四節気の冬としては最後の節気で、年間で最も寒い頃となっています。

シマエナガの見つけ方!意外と都市部でも

真っ白なモフモフのシマエナガに会いに行きたいという方は、ぜひ冬の北海道に行ってみましょう!樹木から出る樹液や小さな虫を食べながら生活していますので、緑豊かな場所に姿を見せることが多くなっています。札幌市内だと、大通り公園でも見かけることができるようです!
また、シマエナガの夏毛はほっそりとシュッとした体になり、山の森の奥に隠れてしまうため、1~2月がモフモフの状態が身近に見られるチャンスです。
初心者には、小さくて俊敏なシマエナガの姿を見つけることは、かなり難しいようですが、まず鳴き声を覚えてみましょう
「じゅりじゅり」や「ちりりりりり」といった鳴き声がありますが、最近では動画サイトでも聞くことができますので、バードウォッチングしたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

シマエナガグッズは北海道に行かずとも購入できる!

先ほどご紹介した札幌大通り公園で行われる「さっぽろ雪まつり」では今年2024年のシンボルマークになんとシマエナガが描かれているんです!雪まつりにお出かけする方は、「そらくら」でもコラムを直前にアップ予定となっていますので、こちらもぜひ確認してみましょう。
すぐには北海道に行けないよ…という方も、最近ではシマエナガグッズが数多く売られています!
百円均一ショップでは、シマエナガモチーフのお皿やマイボトル、小物雑貨なども売られていて、お気軽に買うことができます。

シマエナガだけじゃない!冬毛おすすめ動物は?

シマエナガ以外にも、いろいろな動物たちが冬の間はモフモフの冬毛に包まれます。筆者おすすめの動物を3つご紹介します!

・ニホンリス
全体的にふっさりとした印象に!毛の色もグレーがベースとなります。東京都内でも井の頭自然文化園など、間近でリスを観察することができます。
・ニホンザル
動物園でも比較的見る機会の多いニホンザルですが、冬になるとモコモコとした冬毛に生え変わります。また、顔が一段と赤くなることも特徴です。
・スズメ
街で見かけるスズメも冬毛になる鳥の一種です。小さな体は冷たい空気の影響を受けやすく、羽の中に空気をため込むことで防寒をするんです。

ここまでシマエナガと冬毛動物を紹介しました。
モフモフの冬毛の動物や鳥に癒されながら、この冬は寒さを楽しんでみましょう♪

<参考>
・さっぽろ雪まつり公式サイト
https://www.snowfes.com/

・井の頭自然文化園
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ino/about.html