2023~2024年の年末年始の天気は?初日の出は見られる?

2023年も残すこと、あと6日となりました。2022~2023年の年末年始は冬型の気圧配置が強まり、日本海側で大雪となり、各地で交通障害などが発生しました。2023~2024年の年末年始のお天気はどのようになりそうか、天気と気温の傾向を見てみましょう!

2023~2024年の年末年始の天気は?


【北日本】
28日(木)頃にかけては、日本海側で雪や雨が降りやすいでしょう。太平洋側は30日(土)頃までは晴れる日が多くなりそうです。ただ、大晦日の31日(日)は、低気圧や前線が通過するため、広い範囲で雨や雪が降るでしょう。元日の1日(月)は、雲が多くなりますが、太平洋側では時折晴れ間が出ますので、初日の出のチャンスはありそうです。最高気温は、年末年始を中心に気温が上がるでしょう。北海道で5度前後、東北は10度ぐらいまで上がり、厳しい寒さはやわらぎそうです。

【東日本】
北陸は、この先2週間は雲が多く、雨や雪が降りやすいでしょう。ただ、29日(金)は高気圧に覆われるため、晴れ間が出そうです。貴重な日差しとなりますので、大掃除などに活用してください。一方、太平洋側は30日(土)頃にかけては、晴れる日が続きそうです。大晦日の31日(日)は、低気圧や前線が通過するため、東日本の広い範囲で傘の出番となるでしょう。元日の1日(月)は、関東や東海は天気が回復して、初日の出を見るチャンスとなりそうです。最高気温は平年より高く、年末年始は、北陸で10度前後、関東や東海は15度ぐらいまで上がり、3月並の暖かさとなる所があるでしょう。

【西日本】
29日(金)頃までは、日差しの届く日が多いでしょう。ただ、低気圧や前線が近づくため、30日(土)は西から天気が下り坂で、次第に雲が広がり、大晦日の31日(日)は広く雨が降りそうです。元日の1日(月)は天気が回復して、太平洋側を中心に晴れて初日の出が見られる可能性があります。その後、3日(水)頃は再び日本の南を低気圧が通過するため、雲が広がりやすく、コース次第では雨となることがあるでしょう。予報が不確実で大きく変わる可能性がありますので、最新の天気予報をチェックしてください。最高気温は、平年よりグッと高く、年末年始は15度を超える所が多く、日中は桜が咲く頃の暖かさとなりそうです。

2024年の初日の出はどこで見られる?

大晦日の31日(日)頃に低気圧や前線が通過すれば、元日の1日(月)は天気が回復するでしょう。このため、東・西日本の太平洋側は初日の出が見られるチャンスとなりそうです。北日本や西日本日本海側は雲が多くなりますが、雲のすき間からご来光を拝むことができるかもしれません。北陸は雨や雪が降りやすく、初日の出を見るのは難しそうです。ただ、低気圧の動向次第では、予報が変わる可能性があります。最新の天気予報を確認してみましょう。

なお、2024年の初日の出が見られそうなおすすめスポットとその時刻を紹介します。

初日の出が見られる可能性が高い地点を上の表に8地点選びました。特に、千葉県にある犬吠埼は、初日の出の時刻が6:46と、山頂や離島を除いて日本で一番早く初日の出が見られる場所となっています。都心からも比較的近いですので、オススメのスポットです。初日の出に関するコラムは12月30日に掲載予定ですので、ぜひ確認してみてくださいね!

<参考>
国立天文台 初日の出情報(2024年1月)
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/01-topics01.html