週間天気 年末年始はこの時期としては暖かい 大晦日頃は低気圧通過で帰省への影響に注意

年末年始は気温高め 大晦日頃は雨や雪強まる所も

25日(月)までは、気圧の谷の影響で、北海道から山陰にかけての日本海側は、雪や雨が降りやすいでしょう。26日(火)以降は北日本中心に冬型の気圧配置となりますが、次第にゆるみそうです。30日(土)から大晦日の31日(日)にかけては、低気圧が発達しながら通過するため、日本海側中心に広く雨や雪が降り、通過後は冬型の気圧配置となるでしょう。帰省の交通網に影響を及ぼす可能性もありますので、最新の情報をご確認ください。
気温は26日(火)頃から平年を上回り、年末年始は全国的にこの時期としては気温がかなり高めとなりそうです。

北日本や北陸の多雪地ではなだれ注意

北日本日本海側や北陸は、雪や雨が降りやすいでしょう。ただ、28日(木)以降は次第に冬型の気圧配置がゆるみ、雪や雨の範囲は狭まりそうです。大晦日の31日(日)は雨のち雪が降り、山沿いを中心に積雪の可能性がありますので、帰省を予定されている方は最新の交通情報をご確認ください。
関東は晴れる日が多く、空気の乾燥が進むでしょう。ただ、30日(土)は雲が増え、大晦日の31日(日)は一時的に雨の降る可能性があります。
最高気温は各地とも平年より高くなるでしょう。関東では日中は15度ぐらいまで上がり、日差しの下ではぬくもりを感じられそうです。21日(木)からの寒波で積雪量の急増した北日本や北陸地域でも雨の降る所がありますので、融雪やなだれに注意してください。

年末頃から昼間は軽めの羽織物でもOK

山陰や九州北部の雨や雪は25日(月)までで、26日(火)以降は晴れ間が戻るでしょう。太平洋側は晴れる日が多くなりそうです。ただ、低気圧や前線が接近するため、30日(土)は全般に雲が増え、大晦日の31日(日)は日本海側を中心に太平洋側でも傘の出番があるでしょう。
最高気温は週中頃からは平年よりグッと高くなり、各地で15度前後まで上がりそうです。ここ数日はダウンコートが必要な寒さでしたが、年末頃からは、昼間は軽めの羽織物で過ごせるでしょう。