冬型ゆるむタイミングで南岸低気圧が度々通過！
今日17日(日)は冬型の気圧配置が強まっていて、平地で雪の目安とされる寒気（上空1,500m付近で-6度以下）が九州まで南下し、西日本の各地から初雪の便りが続々と届いています。このあとも日本海側を中心に大雪の可能性があり、特に北陸はJPCZが形成されて短時間で急激に積雪の増えるおそれがあります。
冬型の気圧配置は18日(月)まで続きますが、19日(火)には一旦解消されて、寒気がゆるみそうです。19日(火)から20日(水)は本州の南岸を低気圧が通過し、太平洋側でも雪の降る所があるでしょう。低気圧通過後は、この土日よりさらに強い今季最強の寒気が南下し、23日(土)にかけて北日本や東・西日本日本海側は広く雪が降りそうです。その後も天気は周期変化となり、クリスマスの25日(月)頃は、再び本州の南岸を低気圧が進むでしょう。
日本海側だけでなく太平洋側の地域でも、計画的に雪への備えを進めてください。
南岸低気圧通過で関東でも雪の可能性
北日本は、太平洋側で多少晴れ間の出る日がありますが、雪が降りやすいでしょう。北陸も雪が続き、今日17日(日)～18日(月)と21日(木)～23日(土)頃はJPCZが形成されて、積雪の急増する可能性があります。
関東は18日(月)まで晴れますが、19日(火)は雲が増え、20日(水)は雨が降って、南部も山沿い中心に雪の混じるおそれがあります。低気圧のコース次第で雪の範囲は変わりますので、最新の情報を確認して早めに備えてください。21日(木)以降は再び晴れるでしょう。
最高気温は、北海道は0度に届かない真冬日が多く、18日(月)は氷点下5度前後までしか上がらない予想です。東北北部は0度前後、東北南部や北陸は5度ぐらい、関東は10度に届くかどうかとなり、冬本番の寒さが続くでしょう。
日本海側中心に雪で真冬の寒さ続く
西日本日本海側は雪や雨が降りやすいでしょう。西日本太平洋側や東海は、今日17日(日)は雪雲の流れ込む所があり、また19日(火)から20日(水)は南岸を進む低気圧の影響で雨が降って、雪となる可能性もあります。21日(木)以降は晴れる地域が多いものの、冬型の気圧配置が強まることで、所々で雪が降るでしょう。
最高気温は、西日本日本海側で6度ぐらい、西日本太平洋側や東海も10度に届くかどうかの日が多く、日本海側中心にダウンコートが活躍するような真冬の寒さとなりそうです。風を通しにくい暖かい服装をお選びください。
