北日本や北陸は雨風強まり次第に雪へ
低気圧からのびる前線が通過し、前線通過後は冬型の気圧配置となるでしょう。このため、北日本や北陸は雨が降り、前線の通過前後は雨脚が強まるでしょう。夕方以降は雪へと変わって、山沿い中心に積雪の可能性があります。また、西よりの風が強く、猛吹雪や暴風に警戒・注意してください。
関東や東海、西日本は、昼頃まで大気の状態が非常に不安定で、雨や雷雨となる所がありますが、次第に回復して晴れるでしょう。西日本や南西諸島では、黄砂の飛来する可能性があります。こちらのコラムで詳しく説明していますので、対策をしましょう。
7日(木)は二十四節気の大雪(たいせつ)で、山ばかりでなく平地でも雪が降り積もる頃という意味です。この先は度々低気圧が通過して冬型の気圧配置となり、日本海側は雪が降るでしょう。
関東はこの時期としては異例の暖かさ
朝の最低気温は、北海道や東北、関東北部で4度ほど、北陸や関東南部から九州は10度前後で、北海道を中心に平年よりグッと高くなるでしょう。
日中の最高気温は、北海道や東北北部で12度ほど、北陸や近畿北部、山陰は14度ぐらいと、平年よりは高くなるものの、西風が冷たく感じられそうです。一方、東北南部や関東以西は15度を超え、特に関東は20度まで上がる予想で、この時期としては異例の暖かさとなるでしょう。
北日本や北陸はしっかりした傘が必要
北日本や北陸は、雨風が強まるため、しっかりした傘が必要でしょう。雪へと変わる夕方以降の外出は、足元は滑りにくい靴をお選びください。
関東や東海、西日本では、午前中は折り畳みの傘があると安心です。
南西諸島は、傘の必要はないでしょう。