都心では11月としては46年ぶりの暑さに!
この三連休中に外出をした方は「暑い!」と感じた方が多いと思います。三連休中は11月としては『異例の暑さ』になりました。
特に文化の日の3日(金)は記録的な暑さとなり、全国におよそ1300か所あるアメダスの地点の内300地点以上で11月の観測史上1位の高温を観測しました。
また、東京都心では4日(土)は25度以上の夏日となり、140年近く続く観測の中で11月としては3番目に入る暑さでした。都心で26度以上を観測するのは1977年以来、46年ぶりとなって、まさに『季節外れの暑さ』となりました。
夏日はいつまで?この先の気温をチェック
いつまで暑さは続くのでしょうか?連休明けは雨が予想されていますが、この雨を境に空気が入れ替わりそうです。
東海と西日本は6日(月)頃まで、関東は7日(火)が夏日の予想です。季節外れの熱中症にご注意ください。
8日(水)は二十四節気の立冬で、暦のうえでは冬を迎えます。夏日地点は少なくなりますが、気温は平年を上回る状態が続くでしょう。
こんどの週末は冬型に!タイミング次第では「木枯らし」観測なるか
週半ばは一旦天気が回復しますが、10日(金)は再び全国的に雨が降るでしょう。
この雨がより一層、季節を進めそうです。
こんどの土日は冬型の気圧配置に変わり、寒気がグッと南下しそうです。風向と風速にはよりますが、北よりの風が強まれば、東京地方と近畿地方で「木枯らし一号」が発表される可能性もあります。
また、北海道は平地で、東北と北陸は標高の高い地域を中心に、雪が予想されています。
北日本は冬用タイヤの準備お早めに
寒気の流れ込み方や雨の降る時間次第では、東北の平地でも雪の混じる時間があるかもしれません。
スタッドレスタイヤやタイヤチェーンの準備を始めるとともに、シーズン前にタイヤの溝を確認したり、車にスコップを積んだり、北海道にお住いの方やお出かけで峠越えを予定している方ほど、冬道の装備をいま一度チェックしましょう。
<参考・引用>
気象庁「最新の気象データ」(閲覧日:2023年11月5日)
https://www.data.jma.go.jp/stats/data/mdrr/index.html