週間天気 連休明けは全国的に荒天に注意・警戒!こんどの週末は冬型に

週はじめは北日本で大荒れ!季節進める雨に

連休明けは、発達する低気圧からのびる前線が通過する影響で、全国的に荒れた天気になるでしょう。南からはこの時期としては非常に暖かく湿った空気が流れ込むため、前線を活発化させていて、寒冷前線の通過するタイミングで、局地的に非常に激しい雨の降るおそれがあります。また、低気圧の発達によって、北日本では暴風が吹き荒れそうです。
週の中頃は、いったん天気が回復しますが、週末は再び低気圧が通過し、10日(金)は全国的に雨が降り、こんどの週末は冬型の気圧配置に変わるでしょう。
気温の変化も大きい一週間になります。詳しくは、こちらのコラムでご確認ください。

【気象予報士が解説!】異例の夏日はいつまで?次の週末は寒い!?

連休明けは北日本で暴風のおそれ

北日本と関東、北陸の天気は数日の周期で変化するでしょう。
まず注目なのは連休明けの雨です。前線の通過に伴い、日本海側を中心に活発な雨雲が掛かるでしょう。また、低気圧が発達するため風も強まり、暴風の吹き荒れるおそれがあります。警報級の大雨や暴風となる可能性がありますので、最新の情報や、そらくらの「もしもの防災」で避難するタイミングなどをいま一度確認しましょう。
週中頃は晴れ間が出ますが、10日(金)から11日(土)は再び雨が降りそうです。この雨の後は寒気が流れ込み、次の週末は北海道で雪マークとなり、東北と北陸の標高の高い地域で雪が降るでしょう。雪用タイヤの備えも確認してください。
気温は、雨のたびに下がっていく傾向で、最高気温は、北海道が7日(火)頃まで15度以上になりますが、次の週末は札幌も5度を少し超えるぐらいでしょう。東北や北陸、関東も、週前半は夏日や夏日近い暑さとなりますが、こんどの土日は15度前後にとどまり、ようやくこの時期らしい気温に落ち着きそうです。

夏日はいつまで?雨のたびに気温ダウン

東海と西日本も天気は2~3日の周期で変化します。
6日(月)から7日(火)は広く雨となり、局地的に1時間50ミリ以上の非常に激しい雨が降るでしょう。週の中頃は天気が回復し、晴天が戻りますが10日(金)は傘の出番となりそうです。
沖縄県は、晴れ間の出る日が続きますが、こんどの週末は雲が増えるでしょう。
11月とは思えないような暑さとなっていて25度以上の夏日は6日(月)頃まで続きそうです。7日(火)以降は、日中も22度ぐらいで昼間は快適な陽気になるでしょう。ただ、10日(金)の雨を境に気温傾向は変わり、最高気温は20度に届くかどうかとなって、ようやくこの時期らしい気温が戻りそうです。雨のタイミングで気温変化が大きくなりますので、体調の管理にご注意ください。