【台風情報】台風は本州を直撃のおそれ!お盆中は家族で対策をチェック!

いま台風はどこに?最新の進路予想も解説!

8月12日9時現在、非常に強い台風7号は小笠原諸島・父島の北の海上を北西へゆっくりと進んでいます。このあと日本の南の海上をゆっくりと北西へ進み、強い勢力を保ったまま8月15日(火)頃に東・西日本にかなり接近し、上陸するおそれがあります。

予想される雨の量や風の強さは?

本州では、海はすでに台風7号の影響が出始めています。うねりが届き始め、13日(日)から関東地方、東海地方、近畿地方で、14日(月)は四国地方も大しけとなるでしょう。
また、雨や風も強まり、太平洋側を中心に、連休明け14日(月)は大雨や非常に強い風が予想されています。
▼予想される雨の降る量はいずれも多い所で以下の通りです。

▼予想される最大風速(カッコ内は最大瞬間風速)は以下の通りです。

連休明けにも広い範囲で暴風や大雨が予想されます。災害に警戒・注意が必要です。

近年関西を直撃した台風は?


5年前に関西を直撃した2018年台風21号が記憶に新しいと思います。
今回予想される台風のコースとは少し異なりますが、「非常に強い勢力」を保ったまま9月4日日中に四国から近畿を縦断しました。関西空港にあるアメダスでは最大瞬間風速58.1メートルの風が観測されました。この台風により関西国際空港の滑走路の浸水をはじめ、航空機や鉄道の運休などの交通障害、断水や停電などライフラインへの被害が発生しました。

お盆期間中に見直したい!ご家族でできる対策とは?

お盆期間中でお休みという方も多いと思いますが、家族が集まるこの機会に防災を見直してみましょう。
①連絡方法や手段を確認
台風の暴風により停電が発生したり、電話が通じにくくなったりすることが考えられます。思い通りに、離れた場所にいる家族と連絡が取りにくくなるケースが考えられます。
三角連絡法」という手段があり、遠くに離れた場所に住むご家族や親戚、ご友人の家を連絡先に決め、そこを中継点にして家族の安否確認をとる方法です。このお盆を機に相談してみましょう!

②ハザードマップを確認

市町村が発行しているハザードマップを確認してみましょう。避難場所などの標識も一緒に確認するとよいでしょう。
またハザードマップをもとに「タイムライン(避難行動計画)」を夏休み中に相談しておくのもおすすめです。5段階の警戒レベルに合わせ、どのタイミングで避難を始めるのか検討してみましょう。

③非常用持ち出し袋の点検

ご家族の多い方ほど、点検が大変にはなりますが、台風接近前にいま一度確認しましょう。そらくらでは、ご高齢の方向け・乳幼児向けにも非常用持ち出し袋のチェックリストをまとめています。この土日のうちに確認しましょう。

<そらくら関連ページ>
・最新の天気図は?気象予報士の解説付き!
https://sorakura.jp/chart/

・目的地の雨の様子は?雨雲レーダー!
https://sorakura.jp/radar/

・台風の強さと大きさとは?こちらのコラムで確認を!
https://sorakura.jp/20220903201-2/