節分と立春とは?邪気を払って無病息災・開運を願おう!

今日2月3日(金)は節分です。豆まきをしたり、恵方巻を食べたりする方も多いのではないでしょうか。そして、明日2月4日(土)は二十四節気の立春で、暦の上では早くも春を迎えます。
このコラムでは、節分や立春の意味や風習をまとめてご紹介します!

節分とは?

・節分の意味

節分とは、文字通り季節の分かれ目のことです。元々は立春・立夏・立秋・立冬の前日を指しますが、現在では立春の前日のみを指すことが多くなりました。旧暦では立春が新年の始めとされていたため、立春前の節分は、春という新年を迎える前日の特別な日でした。そのため、立春前の節分には、他の節分にはない様々な年迎えの行事が執り行われます。

・節分はいつ?

今年2023年は2月3日ですが、過去には2月2日や4日が節分だったこともあります。直近では2021年が2月2日で、“2日”になるのは1897年以来124年ぶりでした。この先もしばらくは、閏年の翌年が2月2日になるそうです。これは、地球が太陽を1周するのにかかる時間は365.2422日と、1年で約6時間ずつ遅くなることが原因です。

国立天文台ホームページ 「立春の推移 (予測を含む)」を引用

・節分の豆は地域によって違う?

節分には、豆まきをして邪気を払う風習がありあすが、節分の豆といえば何を思い浮かべますか?
一般的なのは「炒った大豆」ですが、北海道や東北などの雪国、鹿児島県や宮崎県では「落花生」を使うんです。福島県と鹿児島県をルーツにもつ筆者も、節分といえば「落花生」でした。
落花生を使う理由としては、雪の上でも見つけやすいことや衛生的なこと、落花生の産地であること(鹿児島県・宮崎県)などが挙げられるようです。

・節分の献立でみる地域性

節分の風習の地域性は、豆の種類だけではありません。
近年では全国的に広がりを見せている「恵方巻」は、関西が発祥です。その年の恵方の方角を向いて無言で食べると福を招くと言いますね! 2023年の恵方は「南南東やや南」です。やや南というのは、恵方が正式には24方位のためで、16方位の南南東で代用してもOKです。
四国では、こんにゃくを食べる風習があります。こんにゃくは「腸の砂おろし」や「胃のほうき」と呼ばれ、整腸作用があります。また、関西など西日本を中心に、いわしを食べたり、「柊鰯(ヒイラギイワシ)」を飾ったりする地域があるそうです。

二十四節気「立春」とは?

・立春の意味

「立」という字は、新しい季節の始まりを表し、立春は、立夏・立秋・立冬とあわせて「四立(しりゅう)」と呼ばれます。ただ、暦の上では春といっても、まだまだ寒さが厳しいですよね。
二十四節気は古代中国の黄河流域の季節に基づいているため、日本の季節に置き換えるとズレが感じられてしまいます。気象庁は“春”を3~5月としていて、こちらの方が春のイメージが湧きやすいのではないでしょうか。

・立春はいつ?

立春は、国立天文台の観測によって「太陽黄経が315度になった瞬間を含む日」です。
と言われてもあまりピンとこない方が多いかと思いますが、二十四節気は、太陽通り道である「黄道」上を、春分点(昼と夜が同じ時間になる)を基準に24等分しています。春分が0度で、夏至は90度、秋分が180度、冬至は270度です。
具体的な日付は2月4日のことが多いですが、2月3日や2月5日となることもあります。理由は節分と同様に、地球が太陽を1周するのにかかる時間が365日ちょうどではないためです。

・立春大吉とは

「立春大吉」は、厄除けの紙札です。立春の日の早朝に、禅寺の門に貼られます。「立春大吉」は文字が左右対称で、縦に書くと裏から見ても「立春大吉」と読めるため、鬼が家の中に入ってきても勘違いして出て行くという言い伝えによるものだそうです。この紙札は、頒布している神社やお寺もありますが、自分で書いてもよいそうです。1年の無病息災や開運を願い、早朝に玄関の内側などに貼りましょう。

・立春の日は「立春朝搾り」を飲もう!

立春の日の朝に搾られ、神社でお祓いをしてから、その日のうちに消費者のもとに届けられる「立春朝搾り」。1月18日のコラムで詳しくご紹介しましたが、皆さん予約はしましたか?
酒の肴には、春を感じる山菜の天ぷらなどもよいですよね。山菜の特有の苦味には、食欲増進効果があるだけでなく、冬に溜まった余分な老廃物を排出する効果もあるんですよ。

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まだ寒さが続きますが、今年の節分と立春は風習を取り入れて、げんを担いでみませんか。
「立春」の次の節気は「雨水」です。空から降ってくるものが、雪から雨に変わり、雪どけの始まる頃になります。

<参考・引用>
・国立天文台暦計算室 「節分の日が動き出す」
https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/topics/html/topics2021_2.html