今週末から日本4大野外フェスの1つで、日本最大の邦楽ロックフェス、「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」が始まります!今年2025年は9月開催となり、今週末の9月13日(土)~15日(月・祝)、来週末の9月20日(土)~21日(日)の2週に渡って千葉市蘇我スポーツ公園で行われます。
秋開催のメリット・デメリットを知り、まずは2025年のロッキン前半戦のフェス当日の天気や気温について確認していきましょう!
ロック・イン・ジャパン・フェスティバルとは
ロック・イン・ジャパン・フェスティバル(以下、ロッキン)は、2000年に茨城県の国営ひたち海浜公園で初めて開催され、今年2025年で24回目を迎える日本最大級の音楽フェスティバルです。
2019年までは茨城県の国営ひたち海浜公園で行われていましたが、コロナ禍で中止になった2020年・2021年を経て、2022年からは会場を千葉県の千葉市蘇我スポーツ公園へ移し、さらに今年2025年は9月開催となります。初めは2日間の開催でしたが、2001年からは3日間、2014年からは2週・4日間と徐々に開催日が増え、2019年以降は2週・5日間にわたって開催されている一大イベントです!
例年8月開催でしたが、今年2025年からは9月開催となり、快適な環境でフェスを楽しめます。
千葉市蘇我スポーツ公園はどんな場所?
千葉市蘇我スポーツ公園は、同じくロッキング・オン・ジャパン社が企画制作をしているJAPAN JAMの会場としても2017年から使われています。
JR東京駅からJR蘇我駅は電車で約45分、JR蘇我駅から会場も徒歩8分なので、国営ひたち海浜公園で行われていた頃より都心方面からのアクセスが格段によくなっています。JR千葉駅・JR千葉みなと駅・京成線千葉寺駅からは、当日無料のシャトルバスも運行されます。また、会場周辺にはショッピングモールやコンビニエンスストアなどもあり、ちょっとした忘れ物であれば現地で調達することも可能です。
【野外音楽フェスティバル】秋開催のメリット・デメリットとは?
秋開催の一番のメリットは、気温が真夏のピーク時よりはやや下がって比較的過ごしやすいことでしょう。千葉県千葉市の平年(1991-2020年)の最高気温は、8月が31.0度、9月は27.5度となっていて、さらに9月は朝晩の気温が下がりやすい傾向があります。残暑が厳しければ9月でも猛烈な暑さとなることはありますが、8月よりは熱中症のリスクが下がるでしょう。
もちろんメリットだけでなくデメリットもあります。一番の不安材料は台風や秋雨前線の影響で大雨となることで、平年の千葉県千葉市の1か月の雨量は、8月が115.7mmなのに対して9月は204.7mmと倍近く増えます。大荒れとなればイベント自体が中止となるリスクがあります。
一般に、7月や8月は、太平洋高気圧が日本付近を覆っていることが多く、上空の強い風も日本の北を流れているため、台風が日本に上陸しにくい状況となっています。一方、9月になると太平洋高気圧が南下し、上空の強い風(偏西風)が日本付近を通るようになるため、台風が日本に上陸しやすくなります。また、本州付近に秋雨前線が停滞していると、湿った空気が流れ込むことで台風の接近前から前線の活動が活発となり、大雨となることがあります。
2025年のロッキンの天気はどうなる?
このコラムでは9月13日(土)~15日(月・祝)の前半3日間の情報をお届けします。後半2日間の天気は9月16日(火)にアップ予定です。
蘇我スポーツ公園周辺は、9月13日(土)と14日(日)は、多少晴れ間がありますが雲が優勢でしょう。14日(日)は遅い時間に雨の降る可能性がありますが、公演時間には大きな影響はなさそうです。帰宅時間が遅くなる方は折り畳みの傘をご用意ください。両日とも日中は31℃ぐらいまで気温が上がり、熱中症のリスクが高まりそうです。会場のグラウンドには木陰はほぼないため、喉が渇く前に水分をとるなどの対策をし、無理をせず隣接するアリーナで休憩をとるようにしてください。
15日(月・祝は)、雲に覆われて、午前中から雨の降るタイミングがあるでしょう。雷を伴って雨脚の強まる可能性もありますので、最新の情報を確認し、雨具をご用意ください。最高気温は30度を下回りますが、ムシムシした体感となるでしょう。風通しの良い服装をお選びください。
野外音楽フェスの対策はこちらをチェックしましょう!
・野外音楽フェスの雨対策はこちら⇒https://sorakura.jp/festival_caution01/
・野外音楽フェスの熱中症対策はこちら⇒https://sorakura.jp/festival_caution02/