【台風発生か?】週明けは東北や関東へ接近の可能性!土日のうちに見直したい対策3選!

小笠原近海の熱帯低気圧が今後24時間以内に台風まで発達する予想です。今後も北上を続け、関東や東北太平洋側へ接近する可能性もあります。見通しや対策を気象予報士が解説していきます。

台風がこのあと発生すれば5号に!小笠原諸島に影響あり

明日13日(日)の明け方から朝にかけて小笠原諸島に台風から変わる熱帯低気圧が最接近するでしょう。
明日は、小笠原諸島で1時間30ミリの激しい雨や強い風が予想され、海上ではしけとなりそうです。
小笠原諸島で予想される雨の降る量は多い所で、明日朝までに60ミリ、そのあとあさって朝にかけて100ミリとなっています。その後も警報級の大雨が続く可能性があります。
また、今日12日(土)の夜遅くからは風も強まり、明日にかけて最大瞬間風速は25メートルの予想です。台風の進路や発達の程度によっては、さらに風が強まり、波の高まる可能性があります。
土砂災害に注意・警戒し、強風やうねりを伴う高い波、落雷、突風にご注意ください。

今後の進路は?週明けの動向が気になる


発生が予想される台風は、今後も北上を続けるでしょう。週明けにも関東や東北の東の海上を通過する見込みで、予報円の西側のコースを進むと接近・上陸の可能性もあります。
また、台風の接近に伴い台風本体の雨雲が掛かったり、風が強まったりするおそれもあります。北日本太平洋側から東海の沿岸部で警報級の大雨や高波が予想され、台風の進路によっては大荒れの天気となる可能性もあります。土日のうちに早めに備えを見直しましょう!

いま見直したい対策3選

・ハザードマップの見方とは?
ハザードマップ
まずは、自宅周辺のハザードマップを見直しましょう。市町村から発行されるハザードマップのほか、国土地理院の「重ねるハザードマップ」では、洪水や土砂災害のほか道路防災情報なども地図上で見ることができます。避難所へ実際に足を運び、危険な箇所がないかご家族でチェックするのもおすすめです。
・非常用持ち出し袋の中身をチェック
非常用持ち出し袋

非常用持ち出し袋がある方は、中身のチェックをいま一度しましょう。食料品や飲み物は賞味期限がいつの間にか切れていたり、近づいていたりすることもあります。買い足しなどもしておきましょう。また、モバイルバッテリーや乾電池が使えるか確認を早めに行うこともおすすめです。
非常用持ち出し袋がない方は、普段から食べるものや飲むものを多めに買う『ローリングストック』を意識して、お買い物をしましょう。
・強風対策は早めに見直して!

雨戸やシャッターがしっかりと閉まるか土日のうちに確認をしておきましょう。必要に応じて補強をしてください。
雑巾や物干し竿、植木鉢は風によって飛ばされ、窓ガラスを割ることもあります。飛ばされたり倒れたりする可能性のあるものは室内に入れましょう。