【関東のおかえり天気】明日2日(水)はより広域で『ゲリラ豪雨』発生のリスク高まる!

今日1日(火)は、いよいよ7月に入りましたが、関東ではすでに梅雨が明けたような青空が広がっています。ただ、今日以降、しばらくは、大気の不安定な状態が続きそうです。
気象予報士がいつどこで注意が必要か、雷雲が近づいてきたときの対応についても解説していきます。

いつどこでゲリラ豪雨に注意が必要?

今日1日(火)午後から明日2日(水)は、関東や東海を中心に大気の状態が非常に不安定となりそうです。雷を伴い1時間50ミリ以上の非常に激しい雨の降るおそれがあります。予想される雨の降る量は、いずれも多い所で以下の通りです。
【1日6時から2日6時】
関東北部 100ミリ
関東南部 60ミリ
甲信   60ミリ
【そのあと2日6時から3日6時】
関東北部 80ミリ
関東南部 60ミリ
甲信   60ミリ
上空の風が弱く、雨雲が停滞したり、予想以上に雨雲が発達したりすると、警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に注意・警戒をしてください。

非常に激しい降り方ってどんな雨?

非常に激しい雨
今日・明日ともに、午後を中心に非常に激しい雨が予想されていますが、どのような降り方になるのでしょうか?
一般に、1時間50mm以上の非常に激しい雨は、滝のようにゴーゴーと音を立てて、雨が降り、傘はまったく役に立ちません。屋外は水しぶきで一面が白っぽくなり、視界が悪くなり、車の運転は危険です。
都市部では、排水機能が追いつかなくなり、マンホールから水があふれ出すこともあります。また、地下街や地下室に雨水が流れ込むケースもあります。

雷雲が近づいてきたら・・・

天気急変のサイン
天気が急変する前に安全確保をするために、天気急変の3つのサインを覚えておきましょう。
急な雷雨が発生する前には①真っ黒い雲が近づいてくる②雷の音が聞こえてくる③急に冷たい風が吹いてくる、という3つのサインがあります。どれか1つでも当てはまれば、雨雲や雷雲の近づいてくる可能性があります。
また、アンダーパスや地下街などの低い場所に水が集まりやすいため、なるべく高い場所にいるようにしましょう。

<そらくら関連コラム>
・おかえり直前にチェックを!雨雲レーダー
https://sorakura.jp/radar/

・今年の梅雨明けはいつ?
https://sorakura.jp/20250620101-2/

・記録的短時間大雨情報とは?
https://sorakura.jp/case004/