梅雨前線が南下し北海道は今夜から激しい雨に
今日21日(土)は梅雨前線が南下し、週明け23日(月)にかけて日本海側ほど大雨が予想されています。
今日午後は北海道で雨が降り始め、今夜は1時間30ミリ以上の激しい降り方となり、警報級の大雨となる可能性があります。
予想される雨の降る量は?
明日22日(日)の午前中にかけて北海道で、明日昼過ぎからあさって23日(月)にかけては東北で大雨となるでしょう。23日(月)は新潟県でも警報級の大雨となる可能性があります。
予想される雨の降る量は、いずれも多い所で以下の通りです。
▼21日6時~22日6時までの24時間降水量
北海道日本海側 120ミリ
北海道太平洋側 120ミリ
北海道オホーツク海側 100ミリ
▼22日6時~23日6時までの24時間降水量
北海道日本海側 60ミリ
北海道太平洋側 60ミリ
北海道オホーツク海側 60ミリ
東北日本海側北部 100ミリ
東北日本海側では、その後も雨が続き、総降水量がさらに増える可能性があります。
激しい雨により警報級の大雨となるおそれもあります。今日日中の内に早めに備えを見直しましょう。
大雨前に見直したい『非常用持ち出し袋』
一昨年2023年7月中旬には、東北北部に梅雨前線が停滞し、秋田県内で記録的な大雨が発生しました。この豪雨によって、秋田市内でも浸水被害が発生し、これから7月にかけては梅雨末期の大雨に警戒が必要です。また、北海道も梅雨の発表自体はないものの、蝦夷梅雨によって、大雨となるケースもあります。
この土日は、ご家族で非常用持ち出し袋の中身を確認しましょう。
災害発生時は、生活に必要なものが手に入りにくくなります。非常用持ち出し袋は、3日分の飲食料や衛生グッズ、救急用品などに加え、性別や年齢、持病の有無などに合わせて内容を検討してください。
また、家庭用の生活必需品の中でも保存食は「ローリングストック」で循環させるのがおすすめです。普段から食材を多めに購入し、使った分は買い足していくことで、いざという時の賞味期限切れを防ぐことができます。
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