【梅雨入り発表】沖縄も雨のシーズンに突入し警報級の大雨の可能性!ご家庭でできる対策とは?

沖縄は平年より遅く雨のシーズンへ!

今日5月22日(木)に、沖縄地方で梅雨入りの発表がありました。
平年より12日遅く、昨年より1日遅い梅雨入りとなり、2000年代に入ってからは2018年(6月1日頃)に次いで、2008年とタイの2番目に遅い記録となります。
なお、梅雨入りの発表は速報値で、春から夏にかけての実際の天候を考慮して、9月ごろに確定値が発表されます。その結果、速報値と確定値で日にちが変更となる場合があります。
最新の梅雨入り・梅雨明けに関する情報はこちらからご確認ください。

梅雨入り梅雨明け2025

今日は警報級の大雨のおそれ!

沖縄本島地方と大東島地方では、明日23日(金)にかけて前線や前線に流れ込む湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
沖縄本島地方では、今日22日(木)は1時間40ミリの激しい雨の降る所がありそうです。明日昼前までに予想される雨の降る量は、最大で60ミリとなっています。
雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。また、沖縄本島地方と大東島地方では、明日23日(金)にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意が必要です。

ご家庭でできる対策とは?

昨日21日(水)は二十四節気の小満(しょうまん)で、小満から次の節気の芒種(ぼうしゅ)の頃は、沖縄の梅雨のピークの頃のため、“小満芒種(スーマンボースー)”といい、大雨災害に注意が必要な時期とされます。
本格的な雨のシーズンに突入しますので、ご家庭でできる対策を見直しましょう。

・ハザードマップを確認してリスクを把握する

ハザードマップ

まずは、ハザードマップでお住まいの地域の浸水のリスクを知りましょう。内水氾濫のハザードマップがない地域は、洪水のハザードマップや過去の浸水被害を確認してみてください。自宅や会社、学校などの周辺はもちろん、避難場所や避難経路もあわせて調べるようにしましょう。

・雨水ますの掃除や土のう・水のうの用意

自宅前の道路の雨水ますに落ち葉やゴミが溜まっていると、水が流れ込みづらくなります。定期的に掃除をするとよいでしょう。
また、大雨が予想される場合は土のうを設置することで、自宅内へ雨水が流れ込むことを軽減することができます。土のう袋はホームセンターなどで購入することができます。また、若干強度は落ちますが、土砂の代わりに水を入れた水のうであれば、比較的簡単に準備することが可能です。