週間天気 三連休は一連の寒波のピークで日本海側は大雪に引き続き警戒!来週はスギ花粉の飛散本格化

三連休は大雪に警戒!来週後半は桜満開の頃の暖かさに

一連の寒波のピークはこの三連休までとなりそうです。日本海側は大雪が続き、北陸周辺では線状降『雪』帯とも呼ばれるJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の発生しやすい状況が続くでしょう。大雪による交通障害に警戒・注意を続けてください。太平洋側は晴れ間も出ますが、雪雲・雨雲が一部流れ込んで、にわか雪やにわか雨となる所がありそうです。
連休明けの25日(火)は高気圧に覆われ、日本海側も含め日差しが届きますが、26日(水)には低気圧からのびる前線が通過し、北日本は日本海側で雪や雨が降るでしょう。また、27日(木)から28日(金)は九州南部を中心に前線の影響を受け、雨が降りやすくなり、3月スタートとなる来週の土日は西から前線が新たに接近し、傘の出番となりそうです。
気温も27日(木)頃を境に全国的に平年を上回り、関東から九州で15度前後まで上がり、都心は週末に4月上旬並みの陽気になるでしょう。この暖かさでスギ花粉の飛散が本格化しますので、花粉症の方は対策を万全に行ってください。

多雪地は大雪のち雪どけに警戒・注意!


三連休中は北海道日本海側から北陸は雪が続き、警報級の大雪となる所もありそうです。旅行やスキー・スノボなど冬のレジャーを予定している方は、最新の交通情報を調べ、計画を見直すなど柔軟な判断をしてください。また、連休明け25日(火)から26日(水)は前線が通過し、再び北日本を中心に冬型の気圧配置が続き、雪や雨が降り、大荒れのおそれがあります。北陸は平地で雨が主体となり、雪どけが一気に進む可能性もありますので、融雪による川の増水などにご注意ください。北日本太平洋側と関東は晴れ間の出る日が続くでしょう。
日中の最高気温は、北海道が3度ぐらい、東北北部が5度前後、東北南部と北陸は10度ぐらいですが、来週後半は気温が比較的高めとなる予想です。関東は25日(火)頃までは10度前後の寒さが続きますが、26日(水)からは15度を超え、来週末は桜が満開になる頃の暖かさになりそうです。多雪地ではなだれなどに注意し、関東では本格化する花粉症の対策を進めましょう。

来週後半は春本番の暖かさ!スギ花粉は飛散のピークに


冬型の気圧配置が続き、山陰など西日本日本海側は雪が続き、福岡など九州北部の平地もうっすらと積雪する可能性があります。移動の際は、積雪によるスリップ事故等に十分ご注意ください。東海から九州南部は、天皇誕生日の明日23日(日)以降、概ね晴れの天気が続くでしょう。ただ、27日(木)から28日(金)は九州南部で前線の影響を受け、傘の出番となりそうです。
日中の最高気温は、連休明け25日(火)頃までは10度に届くかどうかですが、来週後半は日中15度前後まで上がり、春本番の陽気になるでしょう。この陽気に誘われてスギ花粉は飛散ピークに突入しますので、花粉症の方はだけではなく、花粉症ではない方も花粉を室内に取り込まないようにするなど、こちらを参考に対策を行ってください。