週間天気 今月2度目の強く長い寒波の影響はいつまで?続き日本海側は警報クラスの大雪に!太平洋側も極寒継続

北陸付近はJPCZによる大雪が発生する可能性

今月2度目となる本州付近に長く居座る寒波の影響は、三連休最終日で振替休日の24日(月)頃まで続くでしょう。日本海側は雪が続き、三連休中は再び冬型が強まり、北陸付近で雪雲の線状降水帯とも呼ばれるJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の発生しやすい状況が続きます。警報クラスの大雪となりますので、旅行やスキー・スノボ等のレジャーを計画されている方は無理のない計画に変更しましょう。
連休明けは寒気が北上するため天気・気温ともに変わり目となりますが、25日(火)から26日(水)は北日本を中心に雪の降る所がありそうです。

三連休まで日本海側は警報級の大雪のおそれ


三連休最終日の24日(月)にかけて北日本日本海側と北陸は雪が続くでしょう。前回2月上旬の寒波の影響を受けにくかった北海道も、今回の寒波は中心付近の寒気が強く、大雪となる可能性があります。また、北陸周辺は三連休頃にJPCZが発生し、警報級の大雪となるおそれもあります。交通機関に影響が出る可能性がありますので、大雪に注意・警戒してください。北海道太平洋側から関東は冬晴れが続くでしょう。
日中の最高気温は、北海道が0度ぐらい、東北と北陸で5度前後、関東も10度に届くかどうかで、平年を下回る寒さが続きそうです。

週末は太平洋側に再び雪雲流れ込みやすい


東海から九州では、向こう1週間は冬型の気圧配置になりやすく、太平洋側は冬晴れとなる日が多いでしょう。山陰など日本海側は連休にかけ雪が続き、あさって21日(金)頃からは再び東海から四国に雪雲が流れ込んで、積雪となる可能性があります。新幹線や高速道路など交通機関に乱れが発生する可能性もあります。受験シーズンなどで慣れない地域に長距離を移動する方ほど、時間に余裕を持った行動を心掛けてください。
朝の最低気温は0度前後、日中の最高気温は7度ぐらいで、厳しい寒さが各地続くでしょう。水道管や路面の凍結に十分ご注意ください。
沖縄・奄美は前線の影響で、あさって21日(金)から天皇誕生日の23日(日)は雨が降りやすいでしょう。最高気温は15度ぐらいで、この時期としては低い気温が続きそうです。