週中頃までは冬型続き、週末は南岸低気圧の可能性！
この先は上空には寒気が居座り、19日(木)頃にかけては冬型の気圧配置が続くでしょう。日本海側で広く雨や雪が降り、JPCZ（日本海寒帯気団収束帯）が発生して積雪の急増するおそれがあります。
20日(金)は冬型がゆるみ、21日(土)は太平洋側を前線が通過するでしょう。前線上に低気圧が発生して南岸を進めば、関東を含む太平洋側で雪の降る可能性もあるため、最新情報にご注意ください。
東北や北陸はJPCZにより積雪急増する所も
北海道や東北は日本海側中心にこの先も雪が続くでしょう。北陸も雪や冷たい雨が降りそうです。19日(木)頃にかけて、日本海にはJPCZ（日本海寒帯気団収束帯）が発生しやすく、東北や北陸では短時間で積雪の急増するおそれがあります。過去には立ち往生の発生したこともありますので、必ず最新の交通情報を確認してください。
関東は20日(金)までは冬晴れが続くでしょう。空気の乾燥が進みますので、火の取り扱いに注意してください。21日(土)は前線が南海上を進み、前線上に低気圧が発生する可能性もあります。このため、雲が広がり、沿岸部を中心に雨が降るでしょう。コースや時間帯によっては雪の混じることもありますので、最新の情報に注意が必要です。
真冬並みの寒さが続き、最高気温は北海道が0度前後、東北や北陸で7度ぐらい、関東は10度前後の所が多いでしょう。防寒を万全にしてください。
山陰など日本海側は冷たい雨が続き週末は太平洋側も下り坂
近畿北部から九州北部の日本海側はこの先もすっきりせず、冷たい雨が降るでしょう。16日(月)にかけては山沿いを中心に雪となり、積雪の可能性があります。また20日(金)以降はまとまった雨となり、山地は積雪の増加するおそれがあります。
東海から九州南部の太平洋側は19日(木)までは広い範囲で晴れ間が出ますが、20日(金)は下り坂へ向かうでしょう。前線や低気圧のコース次第では大雨となり、山地では積雪の可能性があります。最新の情報に注意し、早めに備えをしましょう。
最高気温は、東海から九州で12度ぐらいと、冬らしい寒さが続きそうです。風が吹くと一層冷たく感じられるでしょう。
