三連休は九州~東北南部で大雨 後半は季節前進
こんどの三連休は、台風21号から変わる予想となっている温帯低気圧の影響で、九州~東北南部はまとまった雨が降り、低気圧や前線の位置次第では警報級の大雨となるおそれがあります。また、三連休終盤から週明けにかけては上空に寒気が南下し、北日本の平地や東日本の山沿いで雪の降る可能性があります。
前半は関東や北陸で大雨 連休明けは北日本で雪か
東・北日本は、31日(木)は晴れますが、1日(金)夜からは関東や北陸で雨が降り始め、3日(日・祝)にかけて関東や北陸、東北南部で雨となるでしょう。2日(土)をピークに雨脚が強まり、警報級の大雨となるおそれがあります。一方、北海道や東北北部は3日(日・祝)に日差しが届きますが、三連休最終日の4日(月・振休)以降は上空に寒気が流れ込み、山地で雪の目安の寒気が東北や北陸付近まで南下しそうです。連休明けの5日(火)~6日(水)は北海道日本海側の平地や東北・北陸の山地で積雪の可能性があるため、こちらを参考に、雪への備えを行いましょう。
最高気温は、三連休中盤にかけて北海道が13度前後、東北で17度ぐらい、関東や北陸は22度前後と平年を上回りそうです。ただ、5日(火)以降はグッと下がり、北海道や東北北部は最高気温が一桁台、関東や北陸も20度に届かず、厚手の長袖が必要になるでしょう。
台風21号は31日に沖縄接近 九州~東海は1日~2日に大雨災害注意
東海から西日本は、1日(金)~3日(日・祝)にかけて広くまとまった雨が降るでしょう。4日(月・振休)は近畿北部~山陰で雨の降る所がありますが、太平洋側ほど天気が回復して晴れ間が戻りそうです。
また、台風21号が接近する沖縄は1日(金)にかけて激しい雨や雷雨となる所があり、警報級の大雨のおそれもあります。引き続き高波に厳重に警戒し、暴風に警戒が必要です。
最高気温は4日(月・振休)にかけては23度前後と、夏日になる地点もあるでしょう。ただ、5日(火)以降は18度ぐらいに下がり、季節は一歩前進しそうです。