今日は二十四節気の「秋分」 この時期が見頃の草花や旬の食べ物は?

今日9月22日(日)は、二十四節気の秋分(読み方:しゅうぶん)です。
秋のお彼岸の時期となり、朝晩は空気が涼しくなって季節の移り変わりを感じられるようになりました。
この時期に見頃を迎える草花や旬の食べ物を紹介していきます!

秋分に見頃を迎えている草花

地域によって多少差はありますが、この時期に見頃を迎える代表的な草花には、キンモクセイ(金木犀)、ヒガンバナ(彼岸花)、ダリアなどがあります。赤や橙の花が秋の空に映えて、季節の移り変わりを感じられるようになります。

・キンモクセイ(金木犀)

金木犀

キンモクセイはモクセイ科モクセイ属の常緑樹です。キンモクセイの花の匂いが街に香ると、秋になったと感じる方も多いのではないでしょうか。見頃は気温に左右されますが、一般的には9月中旬~10月下旬頃が開花時期です。
花言葉は、「謙虚」「陶酔」「気高い人」「初恋」などがあります。

・ヒガンバナ(彼岸花)

彼岸花

ヒガンバナはヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とも呼ばれ、秋のお彼岸の頃に紅い花が咲き、9月中旬~10月上旬頃が開花時期です。
花言葉は色によっても異なりますが、赤い花には「諦め」「独立」「情熱」「悲しき思い出」などがあります。

・ダリア

ダリア

ダリアはキク科ダリア属の多年生植物です。大輪の華やかな花が特徴で、品種によっては6月頃から咲きますが、多くは9月下旬~10月中旬頃が開花時期です。
花言葉は色によっても異なりますが、全般には「華麗」「気品」「威厳」「移り気」などがあります。

秋分に旬を迎えている食べ物

・柿

柿

秋を代表する果物の1つ・柿は、品種にもよりますが、秋から冬にかけて旬を迎えます。栄養価が高く、ビタミンCやカリウム、β-カロテン、食物繊維などを多く含みます。

・栗

栗

栗ご飯にしてもスウィーツにしてもおいしい、秋の味覚の代表の栗は9月~10月頃に旬を迎えます。太るイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、食物繊維やビタミン、ミネラルを多く含み、食べ過ぎなければ問題ありません。

・秋刀魚(サンマ)

秋刀魚

秋を代表する鮮魚の秋刀魚の旬は9月〜11月頃です。古典落語の「目黒のさんま」に由来する「目黒のさんま祭り」や「目黒のSUNまつり(目黒区民まつり)」が毎年9月~10月中頃に行われています。DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれ、悪玉コレステロールを減らす効果があります。

二十四節気や七十二候については、こちらのページでも解説しています。

<参考>
・文部科学省 「日本食品標準成分表(八訂)」