マリアナ諸島で台風14号発生 進路予想は?
昨夜9月15日21時にマリアナ諸島で台風14号が発生しました。台風の名前は「プラサン」でマレーシアが提案し果物の名前を意味します。15時現在、台風は大型でマリアナ諸島を進んでいます。台風14号は今回の三連休初日の14日(土)に奄美地方に爪痕を残した台風13号と同じようなコースを辿る予想で、日本の南を北西に進み18日(水)から19日(木)頃には、時速45キロメートルと比較的速い速度で沖縄・奄美地方に最も接近しそうです。
沖縄は早めの備え・避難を!
沖縄では明後日18日(水)は急激に雨風が強まり荒れた天気となるでしょう。18日は外出が危険となりますので17日(火)の早いうちに備えや避難行動を行ってください。
・大雨
沖縄本島地方では、18日は雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
・暴風
沖縄本島地方や大東島地方では、明後日18日は急激に風が強まり、非常に強い風(https://sorakura.jp/20230926201/)が吹くでしょう。強風に十分注意してください。
台風の備えは何をする?今から行う対策とは
・非常用持ち出し袋の用意する
非常用持ち出し袋はいつでも持ち出せるように用意し、使用期限や賞味期限など中身の確認も定期的に行いましょう。また、自宅の備蓄品を用意しておくことも大切です。古いものから消費し、使った分を補充する「ローリングストック法」で無駄をなくすとよいでしょう。
・風で飛ばされそうな物は固定したり屋内へしまう
鉢植えや干し竿など飛ばされそうなものは飛ばないように屋内へしまいましょう。
・窓ガラスの飛散対策
ガラス窓はバツ印に養生テープを張ることで、ガラスの飛散を防ぎます。
・雨水ますを掃除する
自宅前の道路の雨水ますに落ち葉やゴミが溜まっていると、水が流れ込みづらくなります。定期的に掃除をするとよいでしょう。
・土のう・水のうを用意する
大雨が予想される場合は土のうを設置することで、自宅内へ雨水が流れ込むことを軽減することができます。土のう袋はホームセンターなどで購入することができます。また、若干強度は落ちますが、土砂の代わりに水を入れた水のうであれば、比較的簡単に準備することが可能です。
・ハザードマップを確認してリスクを把握する
ハザードマップでお住まいの地域の浸水のリスクを知りましょう。内水氾濫のハザードマップがない地域は、洪水のハザードマップや過去の浸水被害を確認してみてください。
自宅や会社、学校などの周辺はもちろん、避難場所や避難経路もあわせて調べるようにしましょう。
次の三連休は九州から東北も大雨のおそれ
台風から離れた九州から東北も、今週は秋雨前線が停滞しやすく、次の三連休は広い範囲で大雨となる可能性があります。最新の気象情報はそらくら(https://sorakura.jp/category/forecast/)で確認してください。
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