【梅雨明け】東北北部で発表!梅雨末期は記録的な大雨に!復旧作業は熱中症対策必須

東北北部で平年より遅れて梅雨明け!梅雨発表のある全エリアで発表出揃う

先ほど気象庁から東北北部の梅雨明けの発表がありました。平年より5日、昨年より11日ともに遅い梅雨明けです。東北南部と東北北部で梅雨明けの発表日が異なるのは2019年以来5年ぶり、8月に発表がずれ込むのは2013年以降11年ぶりです(ただし、特定できなかった年を除く)。
なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは平均的に5日程度の移り変わりの期間があります。また、気象庁では秋に梅雨入りと梅雨明けが判断され、見直されることがあります。ほかのエリアの梅雨入り・梅雨明けの発表日は特設サイトで確認してみましょう。

(今年の梅雨を振り返る)梅雨末期に秋田県内では記録的な大雨!


秋田県では7月下旬に梅雨前線が停滞し、活発な雨雲が日本海から流れ込んだことによって、記録的な大雨が発生しました。秋田県内では、昨日8月1日までの前30日間降水量の合計が平年の1.5倍から3倍近くとなる所もありました。秋田県由利本荘市を流れる子吉川では氾濫が発生し、浸水などの被害に見舞われた地域もありました。

この先は厳しい暑さ予想される!災害復旧時の熱中症対策とは?


この先1週間は夏の高気圧に覆われ、晴れの天気が続くでしょう。マークにはありませんが、午後は大気の状態が不安定となって、天気が急変し、雷雨が発生する可能性があります。空模様の急変にご注意ください。最低気温は25度前後の日もあり、熱帯夜となって寝苦しさが続きそうです。また、最高気温は連日30度を超え、厳しい暑さが継続するでしょう。
なお、大雨による被害が大きかった秋田県内では、普段と異なる場所で生活を送っている方もいるかもしれません。慣れない生活によって普段よりも熱中症リスクが高まっている可能性があります。意識して水分補給を行いましょう。また、自宅の復旧作業などで慣れない重労働をされる方は、水分だけではなく塩分も補給し、『なるべく日陰で』作業をし、『複数人で』作業を行うことを意識してください。