九州南部でようやく梅雨明け！平年より2日遅い発表に
九州南部では、7月17日(水)午前中に、平年より2日遅く・昨年よりは8日早い梅雨明けの発表がありました。九州南部の梅雨期間に降った雨の量は平年に比べて2割ほど多く、鹿児島や枕崎、阿久根（いずれも鹿児島県）では6月8日から7月16日までの期間に1,000ミリを超える雨が降りました。
なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の移り変わりの期間があります。また、気象庁では秋に梅雨入りと梅雨明けが判断され、見直されることがあります。梅雨の期間については、こちらの特設サイトでも解説しています！
この先一週間は猛暑日＆熱帯夜増加で熱中症に厳重警戒！
本格的な夏の到来とともに猛烈な暑さが続きそうです。
宮崎県・鹿児島県の向こう一週間の天気は、夏の太平洋高気圧に覆われるため、晴れて強い日差しが照り付けるでしょう。ただ、大気の状態は不安定で、気温の上がる午後ほど急変に注意が必要です。
連日、最高気温は35度前後、最低気温は27度ぐらいで、猛暑日や熱帯夜が続く可能性があります。気象庁からは「高温に関する早期天候情報」が発表されていて、翌日・当日に熱中症の危険性が極めて高いと予測される場合には、熱中症警戒アラートが発表される可能性もあります。最新の情報に注意し、のどが渇く前に水分をとり、ピーク時の屋外での運動は中止するなど熱中症対策を万全にしてください。
関東～九州北部も梅雨明け目前か？梅雨明け直後は熱中症に要注意
例年では梅雨明け直後は1年の中でも最も熱中症の搬送者数が多く、また7月下旬から8月上旬は暑さのピークを迎えます。
関東から九州北部も梅雨明けが近づいていて、また今週末から小学校や中学校の夏休み期間に入る地域も多く、大人だけでなくお子さまの熱中症にも気を配る必要があります。
基本的な対策は大人と似ていますが、自分の体調を言葉で表せない年齢の場合は初期症状のサインを見逃さず、早めの対策をとることが重要です。
そらくらでは、小児科医監修で子供の熱中症対策を解説していますので、参考に対策をしてみてください。
＜参考コラム＞
【子育てコラム】医師監修！子供の熱中症の症状と対策は？
