【大雨情報】今夜遅くにかけて関東も激しい雨が降り警報級の大雨のおそれ 明日も再び活発な雨雲掛かる

今日午前中は愛媛県松山市で土砂崩れが発生!

梅雨前線が本州南岸に停滞し、梅雨前線や前線上の低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、前線の活動が活発になっています。
今日12日(金)午前中は、愛媛県松山市で土砂崩れが発生し、警戒レベル5の緊急安全確保が発表されました。また、午前11時現在、四国や近畿では大雨警報の発表されている地域があります。西日本の大雨のピークは過ぎつつありますが、災害発生のリスクは続きますので、川や崖など危険な場所には近づかないようにしてください。

今日午後は活発な雨雲が関東や東海へ!帰宅時間を直撃か?

午前11時現在、梅雨前線上の低気圧は東海沖にあって、このあとは東へ移動し、今夜遅くにかけて、関東を通過するでしょう。
このため、大雨の中心は東へ移り、今日午後は関東や東海でまとまった雨となりそうです。関東や東海では1時間40ミリ以上の激しい雨や1時間50ミリの非常に激しい雨が予想されていて、警報級の大雨となる可能性があります。
予想される雨の降る量は、いずれも多い所で以下の通りです。
<12日6時から13日6時までの24時間>
関東地方北部 80ミリ
関東地方南部 100ミリ
甲信地方 80ミリ
東海地方 100ミリ

低い土地の浸水や土砂災害、川の増水に注意・警戒してください。また、低気圧の通過前後は風も強まって荒れた天気となるため、傘が飛ばされないように注意しましょう。

明日も前線上の低気圧が通過!屋外レジャーは急変にも注意

天気急変のサイン

三連休初日の明日13日(土)は、再び梅雨前線上の低気圧が通過し、西から活発な雨雲が掛かるでしょう。九州では今夜遅くには活発な雨雲が掛かり、九州から近畿では明日昼過ぎまでをピークに、東海や関東は明日夜に大雨となるおそれがあります。
これまでの大雨で地盤の緩んでいる所があり、災害発生のリスクが高まっています。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒を続けてください。
また、大雨のピークの前後や日本海側の地域でも大気の状態が不安定で、急な雨や雷雨の可能性があります。連休でお出かけを予定されている方は、空模様の変化に注意し、活発な雨雲が近づいてきたら建物の中に避難してください。特に川や海など屋外のレジャーは注意が必要です。