近畿と東海、関東甲信でようやく梅雨入り!
今日6月21日(金)午前中、近畿地方と東海地方、関東甲信地方は梅雨入りの発表がありました。
いずれも平年より2週間前後も遅い梅雨入りです。
近畿地方 平年より15日遅い 昨年より23日遅い(過去3番目タイの遅さ)
東海地方 平年より15日遅い 昨年より23日遅い
関東甲信地方 平年より14日遅い 昨年より13日遅い(過去3番目の遅さ)
1951年以降の観測開始以来、梅雨入りは、近畿地方で2019年6月27日頃が最も遅く、1958年6月25日頃に次ぐ、1967年と同じ3番目タイの遅さで、関東甲信の最晩日は6月22日頃(1967年と2007年)ですので、過去3番目に遅い梅雨入りの発表となりました。
そらくらの梅雨の特設サイトでは、過去の梅雨入り日・梅雨明け日について記録をまとめています。
※梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の移り変わりの期間があります。また、気象庁では秋に梅雨入りと梅雨明けが判断され、見直されることがあります。
梅雨期間が短い可能性も!大雨の警戒は一層強めて
近畿地方と東海地方、関東甲信地方のいずれも、例年では7月19日頃に梅雨が明けますので、およそ1か月間の梅雨シーズンの到来となりそうです。
今年2024年の梅雨の特徴として、短い期間でも大雨が発生する可能性があります。一足先に梅雨明けの発表が昨日あった那覇は梅雨入りから梅雨明けの約1か月間に1000mm以上の雨が観測され、平年の3倍を超える雨となりました。梅雨入りが遅れても大雨への警戒は一層強めるようにしてください。
中国地方や北陸、東北の梅雨入りはいつ?
中国地方や北陸地方、東北南部・北部の梅雨入りも秒読みとなっています。土日は梅雨前線上に新たに低気圧が発生し、この低気圧に向かって非常に暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。
今年2024年1月1日に大きな地震のあった北陸地方ではすでに、明日からの土日の大雨に関する気象情報が発表され、注意・警戒が呼びかけられています。こちらのサイトを参考に、大雨への備えを早めに済ませましょう。