昭和の日の今日29日は西日本で雨脚強まる!大型連休谷間と最終日も大雨のおそれ

今日は西から雨の範囲広がる!夜は関東でも傘の出番

昭和の日の今日29日(月)は、前線を伴った低気圧の影響で、九州や沖縄を中心に活発な雨雲が掛かり、大雨となっている所があります。このあと雨雲は東へ移動し、午後は中国・四国や近畿でも雨が降り、夜には東海や関東、北陸、東北南部でも雨の降る所があるでしょう。雷を伴う所がありますので、落雷や竜巻などの激しい突風に注意し、お出かけの際は最新の雨雲の動きを確認してください。
大型連休の谷間となる30日(火)から5月1日(水)は、低気圧や前線が通過するため、全国的に雨が降り、北・東日本で雨脚の強まるタイミングがありそうです。2日(木)は回復しますが、太平洋側で雨の残る所があるでしょう。

GW最終日は再び大雨のおそれ!


憲法記念日の3日(金)からは広く晴れて行楽日和となりますが、連休後半は再び前線が近づくでしょう。
GW最終日の6日(月)は西・東日本中心に雨が降り、湿った空気が流れ込むことで、連休明けの7日(火)にかけて全国的に大雨となる可能性があります。交通機関に影響の出るおそれもあるため、最新の情報を確認し、時間に余裕をもって行動するようにしましょう。

沖縄・奄美の梅雨入りはどうなる?大雨への備えのポイント解説


前線が停滞し、沖縄・奄美では梅雨の走りとなっています。
平年(1991-2020年)の梅雨入りは、沖縄で5月10日頃、奄美は5月12日頃となっていて、今シーズンはおおむね平年並みの梅雨入りが予想されています。そろそろ本格的な雨のシーズンが近づいています。梅雨入り早々に大雨となる可能性もあるため、今一度、大雨災害への備えを見直しましょう。

① ハザードマップを確認する
ハザードマップでお住まいの地域の浸水のリスクを確認しましょう。内水氾濫のハザードマップがない地域は、洪水のハザードマップや過去の浸水被害を確認してください。
自宅や会社、学校などの周辺はもちろん、避難場所や避難経路もあわせて調べるようにしましょう。

② 雨水ますの掃除や土のう・水のうの用意
自宅前の道路の雨水ますに落ち葉やゴミが溜まっていると、水が流れ込みづらくなります。大雨の予想される前はもちろん、定期的に掃除をしておくとよいでしょう。
また、大雨が予想される場合は、土のうを設置することで自宅内へ雨水が流れ込むことを軽減することができます。土のう袋はホームセンターなどで購入することができます。また、強度は少し落ちますが、土砂の代わりに水を入れた水のうであれば、比較的簡単に準備することが可能です。

③ 避難用持ち出し袋を用意する
非常用持ち出し袋はいつでも持ち出せるように用意し、使用期限や賞味期限など中身の確認も定期的に行いましょう。また、自宅の備蓄品を用意しておくことも大切です。古いものから消費し、使った分を補充する「ローリングストック法」で無駄をなくすとよいでしょう。