関東・東海の大雨のピークは明日午前中!警報級の大雨のおそれも
明日9日(火)は前線上の低気圧が通過し、この前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、本降りとなるでしょう。関東や東海では今日8日(月)の夕方以降に雨が降り出し、明日9日(火)は雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となりそうです。
予想される雨の降る量は、いずれも多い所で以下の通りです。
前線が停滞したり、低気圧のコースや発達の程度によっては雨雲が予想以上に発達し、警報級の大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に注意・警戒してください。
また、関東や東海の大雨のピークは明日午前中で、朝の通勤や通学に影響の出る可能性があります。朝は時間に余裕をもち、出かける前に最新の交通情報をご確認ください。
上空と地上の気温差が大きく大気の状態が不安定に
明日9日(火)にかけては、南から湿った空気が流れ込むため、地上付近と上空の気温差が大きく、大気の状態が不安定となるでしょう。このため、大雨に加えて、落雷や突風、ひょう、竜巻などにも注意が必要です。
①真っ黒い雲が近づいてきた、②雷の音が聞こえてきた、③急に冷たい風が吹いてきたなど、天気急変のサインに気が付いたら、頑丈な建物に避難して安全を確保してください。大気の状態が不安定となる原因や注意点はこちらのコラムで詳しく解説しています。
この雨のあとは週末にかけて晴天続く!
※気象庁HPより引用
関東では4月2日(火)の晴天を最後に、くもりや雨の天気が続き、ここ5日の日照時間は平年の3割程度となっていて、千葉県では1割に満たない所もありました。
ただ、この雨が過ぎると、今週末にかけては晴天が続くでしょう。関東では桜が満開となり、見頃を迎えています。この雨でも散らずに残る所が多く、今週はまだお花見が楽しめるでしょう。
一日の中の寒暖差が大きい時期で、晴れた日は朝晩の気温がガクッと下がりやすくなります。日中は上着いらずの暖かさとなっても、夜桜見物にはジャケットやスプリングコートなどの羽織る物を用意しましょう。暖かい飲み物もあるとより安心で、お酒を飲まれる方には、身体を温める効果のある日本酒や赤ワインがおすすめです!
最新の週間予報はこちらをご確認ください。