東北の桜の名所_お花見のおすすめスポットはどこ?

今回は東北の桜の名所をご紹介します。電車で行ってゆっくりお花見できる所や、車でドライブしながら楽しめる所など東北6県の名所をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ローカル列車に乗りながら桜のトンネルを通過(青森県 芦野公園)

津軽半島の五所川原市にある芦野公園は「さくら名所100選」にも選ばれ、シーズンは1500本以上の桜が咲き誇ります。ソメイヨシノを中心としていて4月下旬から5月上旬は「金木(かなぎ)桜まつり」と呼ばれる桜まつりが開かれます。
冬はストーブ列車として有名な津軽鉄道ですが、公園内を列車が走るため春は桜の木のトンネルをくぐる体験ができます。

桜のピンクと菜の花の黄色の組み合わせ(秋田県 桜・菜の花ロード)

秋田県の大潟村を走る直線の県道沿いに延長11kmにわたって桜と菜の花が並びます。桜の本数は約3700本で、菜の花の鮮やかな黄色と雄大な桜の木のピンク色が上下に並び、その色のコントラストが見事な景色を作り出します。
駐車スペースも用意されており、県道298号線をドライブすると、春の絶景を楽しむことができます。
4月下旬の土日からゴールデンウィークは「桜と菜の花まつり」が開催されます。

広大な農業に堂々とした一本桜(岩手県 小岩井農場一本桜)

岩手県を代表する岩手山をバックに、広大な小岩井農場の牧草地にある桜の木です。名前の通り一本桜で、詳しい樹齢は不明ですが、昔は放牧していた牛を日差しから守るために植えられたとされています。
青空や岩手山の残雪、広大な牧草地がここでしか見られない景色を形作っていて、桜の時期は多くのカメラマンが押し寄せます。
桜が見頃を迎える時期は、小岩井農場で「春のまきばフェスタ」が開かれ、牧場の牛と触れ合ったり、農業の収穫体験などができます。

さくら名所100選で花見を満喫(宮城県 船岡城址公園)

船岡城址公園は、同じく宮城県柴田町にある全国的に有名な「白石川堤一目千本桜」とともに、「さくら名所100選」に選ばれています。
大河ドラマの舞台にもなった城跡で、公園の山頂からは蔵王山や白石川堤の千本桜を一望することができます。公園内でも1000本以上のソメイヨシノが咲き、山頂に通じるスロープカーに乗れば、桜に囲まれながら満開の桜を楽しむことができます。
3月末から4月中旬は「しばた桜まつり」が開催され、露店の食べ物や飲み物と一緒に桜を楽しむことができます。

満開の桜のトンネルをドライブ(山形県 馬見ヶ崎さくらライン)

山形市を流れる馬見ヶ崎川では、毎年9月になると「日本一の芋煮会フェスティバル」が開催され、山形県の秋の郷土料理の芋煮を作るために6mを超える大鍋を大型重機が調理する姿が有名です。
その馬見ヶ崎川の堤防沿いには春は桜が並び、桜のトンネルがドライバーの目を楽しませてくれます。ソメイヨシノの桜並木では、咲き始めから散り始めまでは夜にライトアップも行われ、昼とは異なった姿を見せてくれます。

色とりどりの花が織りなす桃源郷(福島県 花見山)

福島県を代表する桜の名所で、福島県市の園芸農家の私有地ですが、花を楽しんでほしいとの気持ちから公園として一般公開しています。
桜はもちろん梅やハナモモ、モクレンなど多くの種類の花が咲き誇り、さまざまな色が華やぐその美しい姿から「桃源郷」とも呼ばれています。
公園内は所要時間の異なる見学コースが整備されており、シーズンはJR福島駅から臨時バスが運行されていて、気軽にお花見を楽しむことができます。

<参考>
金木商工会 日本の桜100選 県立芦野公園「金木桜まつり」:
http://www.aomorishokoren.or.jp/shokokai/kanagi/cat482/

大潟村 桜・菜の花ロード:
https://www.vill.ogata.akita.jp/archive/contents-54

一版社団法人しずくいし観光協会 しずくいろ:
https://shizukuishi-kanko.gr.jp/nature/article.php?p=21

柴田町観光物産協会:
https://www.skbk.or.jp/sakura/

やまがたへの旅 山形県公式観光サイト:
https://yamagatakanko.com/attractions/detail_407.html

一般社団法人 福島市観光コンベンション協会 HANAMIYAMA:
https://www.hanamiyama.jp/