【桜開花600℃の法則とは?】2024年の東京の標本木の様子も解説!

最新の標本木の様子を解説!

今週は徐々に暖かい日が増え、春らしさも感じられますね!
全国には、気象庁の職員が桜の開花を宣言する「標本木」が定められています。
東京の標本木は靖国神社にあり、本日3月14日午前9時30分現在、まだ桜のつぼみの先端は茶色で固い状態となっています。
お住いの地域の標本木の場所について、こちらのコラムから確認できます。

桜開花600℃の法則とは?

桜がいつ開花するのか、気になる時期になってきていますが、桜の開花日を簡単に算出する方法として「桜開花600℃の法則」があります。
この600℃は、寒さから桜のつぼみが目覚める「休眠打破」を2月1日として、2月1日以降の最高気温を一日ずつ足していって600℃に到達するとおおむね開花日になるという法則です。

東京都心を例に2021~2023年の積算温度を確認してみると、600℃に到達した日にちの前後1日程度で、都心では桜の開花宣言がありました。
2024年の昨日3月13日(水)までの積算気温は521.1℃となっています。あと80℃ほど最高気温が積算できれば、開花となりそうです。
今年は、2月下旬ごろから寒気の影響を受け、平年を下回る気温が続き、開花日が記録的な早さとなった2023年や2021年と比べると、積算気温も伸び悩んでいる状況です。
ライフビジネスウェザーで発表している桜の開花・満開予測式では、もう少し複雑な計算を行っておりますが、最新の桜開花日はいつになるのでしょうか?

本日発表の最新の桜開花予想はコチラとなっています。都道府県ごとに桜の開花日・満開日を確認できますので、チェックしてみましょう!

また、今年2024年は地方ごとにお花見スポットなどを気象予報士が解説していますので、見頃シーズンを前にお出かけ先を検討しても良いかもしれません!
https://sorakura.jp/sakura/