週間天気 連休明けは異例の高温でなだれや落雪注意 15日は東・西日本で春一番か?

週中頃は低気圧通過で全国的に雨!春一番の可能性も

この先は天気が周期変化となり、バレンタインデーの14日(水)から15日(木)は前線を伴った低気圧が通過するため、全国的に雨が降り、北海道や東北北部は雪となるでしょう。北日本中心に荒れた天気となるおそれがあり、また、このタイミングで東・西日本では“春一番”の発表される可能性があります。
なお、今シーズンはこちらのページで春一番の最新情報を更新していきます!各地の発表状況に加えて、春一番の意味や発表基準、防災上の注意点を解説していますので、参考にしてみてください。

週中頃をピークに春本番の暖かさ


※気象庁HPより引用

週中頃をピークに気温が上がり、全国的に春本番のような暖かさとなるでしょう。8日(木)に気象庁から「高温に関する早期天候情報」が発表されており、この時期としてはかなりの高温が予想されます。多雪地ではなだれや屋根からの落雪に注意が必要です。また、関東から九州では暖かさに誘われて花粉の飛散が本格化する可能性があるため、花粉症の方は対策をしてください。

【2月14日頃からの5日間平均気温平年差】
・北海道 +2.9℃以上
・東北 +2.4℃以上
・関東甲信 +2.6℃以上
・北陸 +2.5℃以上
・東海 +2.4℃以上
・近畿 +2.7℃以上
・中国地方 +2.6℃以上
・四国 +2.8℃以上
・九州北部 +3.2℃以上
・九州南部・奄美 +3.1℃以上
・沖縄 +2.5℃以上

15日は北海道~関東で傘の出番 春一番吹くか?


三連休最終日の12日(月)は、北海道から北陸の日本海側では午前中に雪が降りますが、次第に回復へ向かうでしょう。また、東北南部や関東でも、朝にかけて雨に雪の混じる可能性があります。連休明けの13日(火)から14日(水)は、太平洋側中心に日差しが届くでしょう。15日(木)は発達する低気圧が通過するため、北海道や東北北部は雪に、東北南部や北陸、関東は雨が降り、荒れた天気となるおそれがあります。このタイミングで北陸や関東では春一番の発表があるかもしれません。16日(金)は東北日本海側や北陸で雨が降りますが、こんどの土日は晴れ間の戻る地域が多いでしょう。
連休明けは南風が流れ込んで気温が上がり、北日本は13日(火)・14日(水)頃、関東は14日(水)・15日(木)頃をピークに、この時期としては異例の暖かさとなり、関東は日中20度前後まで上がるでしょう。多雪地では雪解けに注意してください。

14~15日は東海以西で雨降るも春のような暖かさ


三連休最終日の12日(月)は、近畿北部や山陰で雪の降る所がありますが回復へ向かい、13日(火)にかけて東海から沖縄は各地で晴れるでしょう。14日(水)は西から下り坂へ向かい、15日(木)は雨が降りそうです。太平洋側では南風が吹き、条件によっては春一番の発表があるかもしれません。16日(金)は雲が取れづらく、太平洋側で雨の降る所がありますが、次の土日は晴れるでしょう。
連休明けは気温がかなり高く、14日(水)・15日(木)は各地で20度前後まで上がりそうです。一日の中の寒暖差が大きくなりますので、服装選びにご注意ください。