広い範囲で西日本では雨、東日本は雪の予想
南岸低気圧の影響で、北陸や東海から九州にかけて雨が降り、山地を中心に雪となるでしょう。九州南部では午前中に活発な雨雲がかかる予想になっており、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。
午後は、関東では平野部でも降雪の可能性があるでしょう。低気圧の進むコースや気温が低くなった場合には、より降雪の範囲が広がり大雪となるおそれがあります。交通障害や路面凍結に警戒・注意が必要です。
東北は雲が目立ち、雪の降る所があるでしょう。
一方、北海道は日本海側を中心に所々で雪となりますが、昼過ぎからは日差しが届きそうです。
沖縄県は、雲に覆われて時折雨が降り、雷を伴うでしょう。
4日夕方の最新情報!関東地方や東京23区で降る雪の量は?
今朝のコラムから引き続き、気になる関東地方の雪の降る量について、4日夕方時点での最新情報をピックアップして解説していきます。
4日17時時点で、関東地方で予想される雪の降る量は、いずれも多い所で以下の通りです。
【明日5日(月)夕方までの24時間】
▼関東地方北部の山地 10センチ
▼関東地方北部の平地 8センチ
▼箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 10センチ
▼関東地方南部の平地 4センチ
▼甲信地方 15センチ
【そのあと明後日6日(火)夕方までの24時間】
▼関東地方北部の山地 20~40センチ
▼関東地方北部の平地 10~20センチ
▼箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 10~20センチ
▼関東地方南部の平地 5~10センチ
▼甲信地方 10~20センチ
また、東京都23区では最大で、明日5日(月)夕方の24時間で2センチ、そのあと明後日6日(火)夕方にかけて1センチから5センチとなっています。
明日5日(月)午後から雪や雨が降りやすくため、帰宅時間における道路・鉄道の運行状況に影響の出る可能性があります。最新の気象情報を確認し、時間に余裕を持った行動をするようにしてください。大雪災害への備えや南岸低気圧と雪の関係については、こちらの記事も参考にしてみるとよいでしょう。
白い息が出るほどの厳しい寒さ
最低気温は北海道が氷点下8度ほど、東北で氷点下2度ぐらい、関東から中国・四国は4度前後、九州は10度ぐらいとなるでしょう。北海道では強い冷え込みとなりそうです。
最高気温は北海道で氷点下2度ほど、東北から中国・四国は5度前後で、日中も厳しい寒さになるでしょう。北寄りの冷たい風が吹くため、万全の寒さ対策が必要になりそうです。一方、九州は10度ぐらいで3月並となるでしょう。
関東では帰宅時に備えて積雪対策を
東・西日本の広い範囲で傘の出番となるでしょう。関東は午後から雪や雨の予想となっているため、帰宅時に備えて雨具が必要です。また、雪が積もった場合に備えて滑りにくい靴、濡れにくい靴を選ぶと安心でしょう。北日本も所々で雪となるため、雨具の用意をしておくと安心です。