1月は全国的に高温でも気温の変化が大きかった!
1月の気温は、全国的に平年以上となり、特に東北では平年より2度以上高い地点も多くなりました。
ただ、数日の周期で気温の変化は大きかったことが今シーズンの特徴です。
特にクリスマス前には大寒波が襲来。また、気温の平年値が最も低い1月下旬にも今シーズン最強の寒波が襲来し、岐阜県・福井県付近では、顕著な大雪に関する情報も発表され、大規模な立往生が発生しました。
東京都心の冬日は?冷え込みが強い日は多くなかった
最低気温が0度未満の日を「冬日」と定義されています。
東京都心の冬日の回数は、ここ10年で比較しても2019年度の0回に次ぐ2番目の少なさとなっています。この冬は、現時点では、寒気の南下する回数が少なく、強い冷え込みは多くはありませんでした。
この先の気温傾向も解説!南岸低気圧に注意
この先は、2月上旬にかけて強い寒気の南下はなさそうですが、全国的に気温の変化が大きいことが予想されています。また、西日本や南西諸島を中心に秋から少雨傾向が続いています。太平洋側を中心に降水量が少ない季節ではありますが、前線の影響で、まとまった雨になる日もありそうです。詳細な週間天気予報は、こちらからご確認ください。
気温が下がったタイミングで南岸低気圧が通過すると、関東平野部など太平洋側の平地でも積雪する可能性があります。雪が予想される前に、ご自宅の備えをいま一度チェックしましょう。
<画像引用>
気象庁「天候の状況」30日平均気温(閲覧日2024年1月31日)
https://www.data.jma.go.jp/stats/data/mdrr/tenkou/indexTenkou.html?gazou=tem30d00&dhi=0
気象庁「前3か月の気温の経過」(閲覧日2024年1月31日)
https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/tenkou/hensa_temp.html