週間天気 本州南岸に前線が停滞!太平洋側でも雨降る?気温変化大!

冬型は続かず太平洋側は天気の崩れあり

向こう1週間は冬型の気圧配置は続かず、本州南岸を前線が停滞し、その前線上を低気圧が通過するでしょう。このため、太平洋側では冬晴れとなりにくく、雨の降る日もありそうです。
4日(日)は「立春」で暦のうえでは春を迎えます。
気温は平年より高い地域が多いですが、週末は全国的に寒さが戻りそうです。気温変化の大きな一週間となりますので、体調の管理に注意しましょう。こちらのコラムでも詳しく解説しています。

震災から1か月 北陸が雨と雪の境目に

<北日本と関東甲信、北陸>
この先は、日本海側でくもりや雪の日が多く、北陸付近が雨と雪の境目となりそうです。明日1日(木)で能登半島地震の発生から1か月が経ちますが、被災地では、雪どけや少しの雨でも土砂災害の発生しやすい状況が続いています。引き続き、崖など危険な場所には近づかず、低体温症にもご注意ください。また、北日本は北海道を中心に1日(木)に大荒れの天気が予想されていますので、暴風や猛吹雪による交通障害に警戒が必要です。
太平洋側は、晴れ間の出る日が続きますが、1日(木)は関東沿岸部で雨のぱらつく可能性があります。来週前半は低気圧や前線の影響によって、傘の出番となり、北日本や標高の高い地域を中心に雪が降るでしょう。ただ、低気圧のコースが定まらず、雨が降り出す時間帯によっては雪の可能性が高まりますので、最新情報で確認するようにしてください。
最高気温は、北海道で0度以下の真冬日が続き、東北や北陸は5度前後と、厳しい寒さが予想されています。一方、関東は晴れる日は日差しが暖かく感じられますが、週明け雨の降る日を中心に5度前後の日もあり、傘を持つ手がかじかむ寒さになるでしょう。

スギ花粉飛散はまもなく!週末は寒さ戻る

<東海と西日本>
天気は数日の周期で変化しそうです。1日(木)にかけてと、来週前半は広く傘の出番となるでしょう。標高の高い地域では、積雪による交通障害にご注意ください。また、来週前半は前線の位置次第では、まとまった雨になる可能性があります。まもなくスギ花粉の飛散開始となりますが、太平洋側は週末に日差しを期待できるため、有効に使うようにしてください。
最高気温は、土日は10度に届くかどうかで、厳しい寒さが予想されていますが、週が明けると10度以上の比較的暖かな日が続きそうです。
<沖縄県>
週末にかけて晴れ間が出ますが、来週前半は天気がぐずつくでしょう。5日(月)ごろまで最高気温は25度以上の夏日が続きそうです。