ウルフムーンの由来や意味とは
「ウルフムーン(Wolf Moon)」とは、アメリカの先住民族ネイティブアメリカンによる1月の満月の呼び名です。 この時期は、オオカミが繁殖期を迎え、遠吠えが聞こえてくることが由来とされています。日本語では「狼月」といい、1年で最初の満月です。
満月を観察できる時間や方角は?
2024年のウルフムーンは、1月26日(金)の午前2時54分にちょうど満月となります。未明の時間帯に満月となるため条件はよく、今夜は少し夜更かしをして夜空を眺めてみるとよいでしょう。
月の出てくる直後には東の空に見ることができ、日付の変わる前後に天の頂上を通って、午前7時過ぎに西の空に沈んでいきます。
今夜の各地の天気はどうなる?
冬型の気圧配置となるため、北海道から山陰にかけて、日本海側は雪が降りやすいでしょう。大雪となる所もあるため、今夜の観測は厳しめでしょう。太平洋側は晴れる所が多いものの、西日本は次第に雲が広がるため、早い時間帯の観測がおすすめです。
全国的に冷え込みが厳しく、気温は0℃前後で、北日本や、東・西日本内陸部では氷点下まで下がる所があるでしょう。日本海側を中心に太平洋側の地域でも北風が吹いて極寒となりますので、観測の際はダウンコートに加えて、手袋やマフラー、カイロなどを用意し、防寒を万全にしてください。
各月の満月の名前とは?
アメリカの先住民族ネイティブアメリカンは、農耕や狩猟の目安とするため、12か月それぞれの月の満月に名前を付けたとされます。
ウルフムーン以外の満月については、こちらのページで紹介しています。
<参考・引用>
・国立天文台 「各地のこよみ」
https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/