12月スタートも冬型緩むが、寒さは続く
28日(火)から30日(木)にかけては、西高東低の気圧配置となり、強い寒気が流入するため北日本や北陸を中心に雪が降るでしょう。大雪になるおそれがありますので、雪かき用の装備や除雪機など準備をしておいてください。また、強風や暴風、高波にも注意・警戒が必要です。
12月に入ると冬型の気圧配置はいったん緩みますが、上空の寒気が居座るため北海道の日本海側から山陰で雪や雨となるでしょう。一方、太平洋側はこの先一週間は晴れますが、気温の上がり方は鈍く、平年を下回る寒さとなりそうです。
この先12月の天気の傾向や冬支度については、コチラのコラムで解説しています。
https://sorakura.jp/20231124201-2/
日本海側で雪が続き、大雪になるおそれ
北日本の日本海側や北陸は27日(月)の夜から30日(木)にかけて、風が強く、波も高くなるため運転の際は猛ふぶきや吹きだまり、視界不良に警戒・注意が必要でしょう。12月に入ると風がおさまるものの、寒気の影響で雪や雨が降ったり止んだりするため、積雪量が増加し、雪かきが必要になる可能性もあります。
一方、関東など太平洋側では、東北で時折雪雲が流れ込むことがありますが、カラッと晴れる日が多いでしょう。
日中の最高気温は、北海道は29日(水)以降札幌で3度前後と、日中氷点下の真冬日になる地域もありそうです。東北や甲信、北陸でも29日(水)からは10度に届かない所が多く、関東でも13度前後と平年より低くなるでしょう。
太平洋側で晴れるが山陰はぐずつき、クリスマスや年末の寒さ
東海から西日本は、太平洋側を中心に青空が広がり、紅葉狩り日和になるでしょう。日中の最高気温は28日(火)に17度ぐらいですが、寒気の流入する29日(水)以降はグッと下がり、13度前後と、冬本番の寒さになりそうです。
近畿地方の北部や中国地方の山陰では12月の始まりはぐずついた天気で、冷たい雨が降り、朝晩は雪に変わる所もあるでしょう。週中頃から週末のかけての最高気温は10度に届かない所もあり、クリスマスや年末頃に寒さになりそうです。マフラーや手袋、暖かいブーツなどで寒さ対策を行ってください。