「爆弾低気圧」発達&接近中!災害に警戒を
中国大陸に中心を持つ低気圧が急速に発達しています。
昨日11月5日(日)9時から本日6日(月)9時にかけての24時間で中心気圧は24hPa下がっていて、いわゆる「爆弾低気圧」となっています。
このあと、低気圧からのびる前線が本州付近を通過し、局地的に雨や風が強まる予想です。
雨雲の様子は?局地的には滝のような降り方に
この低気圧からのびる前線は、本日正午時点で、九州や北海道に掛かっています。このあと全国的に明日午前中にかけては、短時間にザッと降る雨に注意が必要です。局地的には1時間50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、アンダーパスや地下街などの低い土地が一気に冠水するおそれもあります。外出の際は、そらくらの雨雲レーダーをご確認ください。
また、これから大雨の範囲は西日本から北・東日本へ移動していきます。大雨が予想される地域にお住いの方は、そらくらの「もしもの防災」で対策を検討しましょう。
北日本では暴風のおそれ
低気圧が急速に発達したことにより、等圧線の間隔も狭まっています。
このあとは、全国的に急激に南寄りの風が強まり、前線の通過後は西寄りの風に変わって、強まるでしょう。
北日本と北陸では、暴風となりますので、以下の対策を検討するようにしてください。
・飛びやすいもの(植木鉢や雑巾など)は室内にしまう
・窓は雨戸やシャッターを可能な限り閉める
・自転車など倒れやすい物は倒しておく
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