【異例の残暑】10月に入りようやく落ち着く!服装の目安となる気温は?

暑かった夏もようやく終わりが見えてきました。10月に入り、上空の寒気が流れ込むタイミングがありそうです。
特に、次の3連休は北海道の上空に山地で雪の降る目安の寒気が流れ込み、山間部など標高の高い地域では今シーズン初めて雪の降る可能性があります。

9月も暑かった!ようやく季節前進


まずは、今年2023年の9月を振り返ってみましょう。
「暑かった…!」と思っている方も多いと思いますが、データでも裏付けされています。9月の月間平均気温は、北日本から西日本の広い範囲で、気温が平年より2度以上高く、残暑が厳しくなりました。
東京都心では、気温30度以上の真夏日の年間日数が9月末までに90日に達し、150年近い観測史上最も多くなりました。また、9月28日(木)には静岡や山梨県甲府で35度以上の猛暑日を観測し、最も遅い猛暑日の記録を更新しました。今日10月1日(日)も関東から近畿では、午前中からすでに30度以上になっている地点があります。

この先の気温は?一日の寒暖差大きい!


この先の気温の予想を見ていきましょう。
<北日本>
日に日に気温は下がっていく傾向です。今週前半は、最高気温が札幌で22度ぐらい、仙台は25度前後ですが、土日は札幌で17度ぐらいにとどまり、昼間もひんやりとした体感になるでしょう。注目は札幌の最低気温です。8日(日)朝は10度前後まで下がり、3連休は標高の高い山間部では雪の降る可能性もあります。
<東・西日本>
最高気温は25度を超える所が多くなりますが、30度以上の真夏日になる地点はしだいに少なくなっていくでしょう。6日(金)以降は、東京都心などでも最低気温が20度以下となり、6日(金)朝は広島で15度の予想です。日中は暑くても、朝晩は肌寒く感じられるでしょう。

衣替えの目安となる気温は?天気を確認しつつ計画的に進めて


今日10月1日(日)は「衣替え」ですが、9月が暑く、まだまだ半袖が活躍している方が多いと思います。今週は季節が前進するため、週前半の日差しを使って、カーディガンや長袖シャツ、薄手のコートなど、少しずつ用意していきましょう
出かける際は20度以下でカーディガンやパーカー、ジャケットなどが欲しいと思うような気温となります。久しぶりに出した秋冬服は、晴れている日を狙って日陰に干し、風を通すとよいでしょう。詳細な天気はこちらのコラムを確認してみてください。

<画像引用>
・気象庁「気温の状況」閲覧日2023年10月1日
https://www.data.jma.go.jp/stats/data/mdrr/tem_rct/index_mxtem.html