秋の味覚の代表格・秋刀魚(さんま)!
最近はスーパーマーケットやお魚屋さんも値上がりしていて、なかなか手が出せないけれども、食べたくなる旬の味ですよね。
今日9月30日は「さんまの日」で、毎年この日の前後には「目黒のさんま祭り」をはじめ、全国各地で秋刀魚のイベントが行われます。
このコラムでは、新鮮な秋刀魚の見分け方や美味しい焼き方、嬉しい栄養素などをご紹介していきます。
新鮮な秋刀魚の見分け方とは?
これから10月にかけては秋刀魚が旬を迎え、せっかく食べるのであれば新鮮なものを選びたいですよね!
見極めるポイントは、秋刀魚の口先の色。下あごが「黄色」をしている秋刀魚は新鮮です。3日ほど経過すると茶色に変化していきますので、口先を確認するようにしましょう。
このほかにも目の色が澄んでいたり、太っていたりする秋刀魚の方が脂の乗りがよく、美味しく感じられます。
選ぶ際は3つのポイントをチェックしてみましょう!
秋刀魚は嬉しい栄養素がたっぷり
秋刀魚には、青魚に多く含まれる「DHA」と「EPA」が豊富です。血液をサラサラにする効果があり、悪玉コレステロールの値を下げる働きがあります。
そのほかタンパク質やカルシウムが多く含まれ、お子さまやご高齢の方にも嬉しい成分がたっぷり含まれています。
「秋刀魚が出るとあんまが引っ込む」ということわざがあるように、この時期、暑さがおさまることに加え、秋刀魚には栄養素が豊富に含まれ、食べた人々の体調を整える元気の出る食材なんです。
フライパンでも美味しく焼ける?塩焼きのレシピをご紹介
魚焼きグリルで焼くと香ばしさもあり美味しく感じられますが、焼いた後のグリルを洗うのが面倒くさいという方も多いはず!そこで今回ご紹介するのは、フライパンで秋刀魚を美味しく焼く方法です。
<材料>
・生さんま
・塩
・お好みで大根おろし・すだち
<作り方>
1.キッチンペーパーを使い、さんまの余分な水分をふき取る
2.半分に切って、1匹に対し塩ひとつまみ程度を目安に表裏にかける
※さんまの内臓が苦手という方は、このときに取りましょう。
3.フライパンに魚焼き用クッキングシートを敷き、中火で7分程度焼く
4.切れ目を見て、半分程度火が通っていればひっくり返す
5.再び中火で6分ほど焼き、こんがりと美味しそうな焼き色がついたら完成です。
大根おろしやすだちと一緒に食べると、脂の乗った秋刀魚もさっぱりと食べられます。
食欲の秋到来!秋刀魚を食べて秋の味覚を味わい尽くしましょう!
・日本食品標準成分表2020年版(八訂)
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html