週間天気 全国的に一旦晴れ間戻るも週末から再び下り坂 熱帯低気圧の動向にも注意

週末から再び雨 熱帯低気圧も発生

梅雨前線の影響で、東北や北陸は20日(木)にかけてまとまった雨となり、大雨災害に厳重警戒が必要です。その他の地域の雨も20日(木)には止み、全国的に一旦日差しが届きますが、週末は西から再び下り坂へ向かうでしょう。
また、フィリピンの東海上にある低圧部(周囲より気圧の低い部分)は、今日にも熱帯低気圧(天気図上のTD)に変わり、海面水温の高い海域を進むでしょう。台風に発達するかはまだ分からず、その後のコースは各国の予想によってばらつきがありますが、月末頃の天気に影響を及ぼす可能性もあります。今後の情報にご注意ください。


2023年7月19日21時の予想天気図(気象庁HPより引用)

東北や北陸は大雨の所も 土砂災害に厳重警戒!

東北や北陸は20日(木)にかけて、非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるでしょう。これまでの大雨で地盤の緩んでいる所では、少しの雨でも土砂災害の発生するおそれがあります。関東も20日(木)にかけては、くもりや雨の天気となりますが、21日(金)~23日(日)にかけては、北・東日本の各地で日差しが届くでしょう。週明けは、前線の影響で日本海側を中心に再び雨が降りそうです。
最高気温は、北海道~関東で30度前後の日が多く、北日本を中心に平年を上回るでしょう。関東などは危険な暑さのピークは過ぎましたが、蒸し暑さは続きますので、熱中症対策を万全にしてください。

西日本や東海は週末から再び雨の範囲広がる

東海や西日本は、20日(木)以降、一旦晴れ間が戻りますが、21日(金)には早くも九州で雨が降り出し、24日(月)にかけて西から雨の範囲が広がるでしょう。沖縄は夏空が続きますが、25日(火)頃から沿岸の海域で熱帯低気圧の影響を受ける可能性があります。最新の情報にご注意ください。
最高気温は32度ぐらいで、内陸部では猛暑日に迫る暑さの所もあるでしょう。連日の暑さで体に疲れが溜まっている方ほど、熱中症のリスクが高まります。質の良い睡眠や栄養バランスのとれた食事を心掛けましょう。